英文和訳が苦手。英文解釈を勉強しているが、知らない構文が多くていくら考えても上手く和訳することができない。
英文法問題が苦手で、特に整序問題は共通テスト英語でいつも1つ2つ、ひどい時は3つ全部間違える。
このような人にやってほしい勉強があります。それは構文暗記。構文暗記の重要性については「英語構文の勉強法」にて解説をしたのでチェックしてみてください。
今回は構文暗記をするときにおすすめの『英語構文基本300選』を紹介します。
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基本スペック
- [ジャンル]構文集
- [問題数]英文300本
- [難易度]特になし
- [必要学力]特になし
- [到達レベル]共通テスト5割→8割の【構文知識】
- [勉強期間]1か月~2カ月
- [使用目的]構文を覚えて解釈力・速読力・文法力を強化するため
- [勉強目標]各英文をシャドウイングできる
- [対象者]構文を覚えていない人
『基本300選』は英語を読むときの1つの障害である構文を覚えることによって、おもに読解力を向上させるための本です。
例えば、以下の英文を瞬時に訳してみてください。
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- 2: Some people say honesty does not always pay, but I disagree.
- 66: Should you need more information, there are plenty of good manuals available.
- 124:I woke up on the train to find that I had missed my stop.
- 261:She has little time to study, much less to help with household tasks.
以上『基本英語構文基本300選』より引用
これらはごく基本的な構文を使用している英文で、これくらいの英文なら前から読んでスラスラ訳せるべきです(早慶レベルを基準とするなら)。
ただ、こういった構文を知らない、あるいは慣れていないと上手く訳せなかったり、訳せても時間がかかってしまいます。
この状態では速読などは到底無理です。したがってきちんと構文を暗記、というよりは【慣れる】ことが重要です。
他にも、共通テスト英語第2問の「整序問題」などはまず土台として熟語・構文の知識が必要になります。
いくら考えても知らないものは解けません。解けたとしても1問解くのに3分以上かけてはいけないので、瞬時に使う構文を見抜いて即答できるようにしなければなりません。
構文をしっかり理解して覚えて慣れることで、読解力や文法力など、英語の力全体が底上げ出来るのです。
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使い方
- 「英文解釈の勉強法」の要領で文構造を理解する
- CDを使ったサイト・トランスレーションなどでスラスラ英文を「瞬訳」出来るようにする
- 英文の音読を繰り返し、構文を体にしみこませていく
- 文法・作文対策として「日本語→英語」もやっていくとよい
構文知識は文法や作文対策としても使うことが出来ます。和訳だけではなく英訳も出来るように勉強しておくといいでしょう。
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