ALL IN ONE英単語や英熟語を最短で覚えたい。DUOのように単熟語だけでなく、英作文で使える構文知識や文法解説も同時に鍛えたい。そんな人におすすめの究極の参考書が『ALL IN ONE』です。

この本は、例文の中に覚えるべき英単語、英熟語、構文や重要文法などを詰め込んで効率化した例文集。

1つの例文を読む事で、5個程度の単熟語を覚えたり、構文を覚えたり、その中で使われている文法を覚える事ができます。

重要構文が使われているので、例文を覚える事で作文にも使えますし、そこそこ長い英文を用いて、スラッシュリーディングも練習できるので読解力向上にも役立ちます。

補助教材によって「ディクテーション」も実践できるのでリスニングも強化できる。

このように、1冊で英語力全てを向上させる事をコンセプトにしています。だからALL IN ONE「全てを1つに。」

今回はALL IN ONEの使い方を解説します。

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基本スペック

  • [ジャンル]単語・熟語・文法・構文集?
  • [問題数]419文(英単語2600、熟語構文1100)
  • [難易度]マーチ〜早慶下位
  • [必要学力]共通テスト7割以上
  • [到達レベル]早慶下位
  • [勉強期間]2ヶ月以上
  • [使用目的]英語力全般を1冊で伸ばすため
  • [勉強目標]単語熟語文法構文を覚えて、CDを聞いてシャドウイング出来る
  • [対象者]元々英語が好きで得意な難関大学受験生

 『ALL IN ONE英語』は例文の中に単語、熟語、構文、さらに英文法のポイントなどを詰め込んだ例文集です。『DUO3.0』と似ていますが、構文や文法にもさらに力を入れているのがALL IN ONEの特徴。

さらに補助教材が充実していて、ディクテーションが出来るCDが付いているなど、リスニング力向上にも役立つ文字通り「全てが詰まった最強の参考書」といえるでしょう。

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使い方には注意が必要?使いドコロが難しいALL IN ONE

最強、とはいえ、なかなか使い方が難しいのがALL IN ONEです。まず、前提となる英語力はなかなかのもので、知識ゼロの人がやると間違いなくパンクします。

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なにしろ、1つの例文がけっこう長いし、1文で覚える知識量というのがとにかく多い。10個くらいの単熟語を覚え、さらに関連する文法知識も覚えなければなりません。

一度に単語熟語構文文法をやるのは、前提となる知識がかなりのものでなければ処理できないでしょう。

したがって、ALL IN ONEを使えるのは英語が好きで時間をかけることが出来る難関大学受験生などになるでしょうか。偏差値50の高3生が使ってもうまくいかないと思います。

模試の偏差値で55以上、出来れば60以上の高1高2生が、難関大学向けの知識を一気にまとめて覚えてしまう時に使えるのかなと思います。

ALL IN ONEの使い方と手順

基本的には「確実に読解力が伸びる!正しい英語音読の方法と10の手順」に書いているような手順で例文を音読できるようにします。

  1. まずはCD音声で発音やアクセントなどを確認する。
  2. 英文解釈の要領で英文の構造を理解する。
  3. 音声を聞いて3回くらいリピーティングする。
  4. サイトトランスレーションを4回くらい行う。
  5. 英文を読んで、顔を上げて英文を暗誦(Read&Look up)する。
  6. 日本語をサイト毎に読んで英語を言ってみる。
  7. 音声に合わせてリズム発音イントネーションを完璧に真似て音読する。
  8. CD音声のスピードに合わせて音読する。CDよりも速く読んでみる。
  9. 英文を見ずに音声を聞いて英文を音読(シャドウイング)する。
  10. 英文を聞いてその場で前から日本語訳を言ってみる(同時通訳)。

英文を繰り返し音読していれば、単語熟語構文は自然と覚えられるはずです。覚えられないっていうのは単純に反復不足です。

1周目は単熟語構文を中心に覚えていく感じでやってもいいでしょう。文法部分は見なくてもいいかなと思います。まずはそれで1周。

2周目に文法部分もじっくり読んで、それを意識しながら英文を音読していきます。

リスニング力をアップさせたいなら同時通訳やシャドウイング、付属CDを使ってディクテーションを行うと良いでしょう。

英作文用として使うなら日→英トランスレーションを行ったり、日本語を見て英文を書いていく練習を行うと良いでしょう。

使い方は無限大!

上に書いたように、ALL IN ONEは使い方は様々。自分が伸ばしたい能力に合わせて使い方を変えることが出来ます。そしてそれが実現できるキャパシティがAIOにはあります。

使う時はぜひいろんな勉強法でやってみてください。AIOを生かすも殺すもあなた次第です。

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