今回はキムタツこと木村達哉先生が手がけた英単語帳『ユメタン』シリーズをご紹介します。個人的にいま最も「覚えやすい」「英語が苦手な人に最適」なものがこのユメタンという単語帳です。

なぜなら「灘高の生徒が実際に英単語をどんどん覚えていっている」英単語の覚え方が、この単語帳を使うことで身に付くからです。

どんなに暗記が苦手な人でも、ユメタンメソッドに従って英単語を覚えていけば、必ず暗記できるようになります。その意味でも、最初の1冊めとしてイチオシなのが『ユメタン』。今回はユメタンを徹底解剖してしまいます。

基本スペック

  • [ジャンル]英単語帳
  • [問題数]各1000語
  • [勉強期間]各約3ヶ月
  • [使用目的]必要な英単語を覚えるため
  • [勉強目標]各単語を即答できる
  • [対象者]単語暗記が苦手な人はマスト!

まずは語数レベルを測ろう!

ユメタンシリーズは4つのレベルがあるので、どれを選べばいいのかわからないかもしれません。

そんな時は「Test Your Vocab」というサイトにアクセスして、自分の語数レベルをチェックしましょう。

Testyourvocab

英単語の覚え方」にも手順が載っていますが、知っている単語にチェックを入れていくだけです。

ステップを踏んでいけば「4352」という風に、自分の語数レベルがわかります。

2000語以下の人はユメタン0

  • [難易度]中学〜高1
  • [必要学力]なし
  • [到達レベル]2000語レベル(難関高校入試レベル)

2000語以下だった人は迷わずユメタン0から勉強しなおしましょう。知らない単語はあまり多くはないと思うので、1週間から2週間くらいで一気に覚えちゃって下さい。

このレベルに限っては、ユメタンメソッドを使わずに知らない単語をピックアップして紙にリスト化してそれを集中的に反復して覚えていけばいいでしょう。

ただし発音は完璧にできるようにすること!

このレベルの英単語がリスニングでも最も出てきます。つまりこのレベルの単語の発音がまともに出来ない人は絶対にリスニングができるようにならないということです。発音はしっかりやってください。

万が一、半分くらいの単語の意味が分からない、という場合はユメタンメソッドに従ってしっかり覚えていって下さい。

2000語以上4000語以下の人はユメタン1

  • [難易度]センター
  • [必要学力]2000語レベル
  • [到達レベル]4000語レベル(センター易レベル)

このレベルは主にセンターレベルだと考えてもらって結構です。

多くの人はこのレベルがまともに覚えられていないと思うので、しっかり覚えこんで下さい。

4000語以上6000語以下ならユメタン2

  • [難易度]難関
  • [必要学力]4000語レベル
  • [到達レベル]6000語レベル(マーチレベル)

私大や難関国公立大学を受験する人はこのレベルまで覚える必要があります。

6000語以上ならユメタン3

  • [難易度]最難関
  • [必要学力]6000語レベル
  • [到達レベル]8000語レベル(東大早慶レベル)

このレベルまで必要な人はあまりいないでしょう。

『単語王』を使ったほうがいいかなと個人的に思ったりしますが、覚えやすさで言えばユメタン3の方が良いかもしれません。

ユメタンって語義が多いけど全て覚えないといけないの?!

まずは見出し語、赤字のみを覚えればいいでしょう。しかし最終的にはできるだけ全て覚えていって欲しいです。

  1. まずは見出し語のみ覚える。他の部分もチラ見くらいはしておく
  2. 見出し語を8割以上覚えたら他の語義や派生後も覚えてみる

この手順で覚えていけばスムーズに進められるでしょう。

必ず英単語を覚えられるユメタンメソッドを紹介します

こちらではキムタツブログにも書かれているユメタンでの覚え方の手順を引用させて頂きます。

  • 月曜:単語の意味をシートで隠し、100語の中にどれぐらい知っている語があるのかを調べる。知らない語にはチェックを□(ボックス)に付ける。CDを使って発音をチェックする。
  • 火曜:もう一度同じ100語を見て、意味の部分をシートで隠して意味をチェック。発音とスペリングを関連づけながら、不要な紙などに3回ずつ書いていく。
  • 水曜:シートで右側の英語を隠す。意味を見ながらCDを聞き、日本語に続けて英語のスペリングを発音する。あるいは紙に書き付けていく。
  • 木曜:英語の文やフレーズの意味(つまり右側)をシートで隠し、和訳していく。わからないものは□にチェックを入れていく。
  • 金曜:昨日やったフレーズでチェックのついたもののみをやり直す。発音しつつ紙に書いていく。
  • 土曜:英語の文やフレーズをシートで隠す。CDを聞き、日本語に続けて、各々の英語を発音し、紙に書きつけていく。
  • 日曜:日本語や英語を隠しながら、最終的な復習をする。各UNITの最終ページにある確認ページを利用し、スコアボックスに点数を記入していく。

キムタツブログ>『ユメタン』の特徴を紹介します」より

この手順で覚えれば、「なかなか英単語を覚えることが出来ない」って事はなくなるでしょう。だって、同じ100語をやりかた変えて7日間毎日見ていくわけです。反復回数も30回はやってしまうでしょう。

ここまでやってしまえば絶対に覚えられます。あとは気合と継続!継続できない人が結局英単語を覚えられないのです。英単語暗記はいわば走りこみや筋トレです。土台であるけれど、やっぱり辛い時もあります。

そこを乗り越えて英語をスラスラ読めるようになるかは、忍耐力も必要になってきます。踏ん張ってやりましょう。

ユメタン評価まとめ

絶対に誰でも覚えられる再現性の高い覚え方を前提に英単語帳を組み立てていること。これは今までの英単語帳になかった非常に画期的で素晴らしい試みだと思います。

英単語暗記は覚え方が非常に重要であるにも関わらず、今までの英単語帳は、覚え方は学習者任せだったのです。だから人によって覚えられたり覚えられなかったりする。

その点、ユメタンは誰でも覚えられるようになっているところが素晴らしいです。個人的にレイアウトがやや見にくいかなと思いますが、個人的なデメリットはこれくらいですね。

とにかく英単語暗記が苦手な人はユメタンを使え!絶対に後悔しないから!というのがまとめになりますね。

iPhoneアプリもいかが?

アプリの方はゲームもあって楽しく覚えられそうです。