『速読英単語必修編』を勉強して、さらに二次試験・難関大対策として長文を読み込みたい。

そんな人におすすめなのが『速読英単語 (2)上級編 [改訂第3版]』です。

これは名前の通り速単の上級バージョンで、難しい英文と単語を勉強していきます。

人気の参考書なのでとりあえず勉強している人は多いですが、難関レベルなので使う人を選びます。

共通テスト対策とか、マーチレベルの対策には使えないと思います。背伸びして使っている人は多いので、使い方には注意が必要。

またCDを使っていない人も多いですが、CDもしっかり使ってほしい。

速単上級の使い方を解説してみましょう。

スポンサーリンク

 

基本スペック

  • [ジャンル]単語帳+長文読み込み集
  • [問題数]英文50題
  • [難易度]最難関:難関大二次レベル
  • [必要学力]共通テスト9割、マーチ合格点
  • [到達レベル]難関大の長文が読める
  • [勉強期間]2か月
  • [使用目的]難関レベルの語彙・読解力を身につけるため
  • [勉強目標]各英文をスラスラ読める
  • [対象者]難関大受験生

速読英単語は最難関大学向けの長文集で、ボリュームもたっぷりです。使用期間は2ヶ月くらいを見積もっておいた方がいいでしょう。

速読英単語上級編はどんな人が使うべき?

個人的には、早慶上智、東大京大など最難関大学の英語を攻略するために使用するべきだと思います。

スポンサーリンク

例えば、すでにマーチレベルの英語なら余裕で読めるけど、早慶レベルの英文だと苦戦する…

そういう人が、難しい英文に慣れる・難単語もガッチリ覚えてしまう、そういったときに使用するといいでしょう。

すでに早慶レベルの英語も普通に読める人ならば、速単上級をやってもいいですが、先に問題集をやった方がいいかもしれません。

逆に、共通テストしか受けない人とか英語がそこまで難しくない試験を受ける人が背伸びして使うのは非効率です。そういう人は普通に長文問題集とか演習をした方がいいですね。

スポンサーリンク

速単上級の使い方

  1. CD『速読英単語(2)上級編CD [改訂第3版]対応』を使って音読するのが基本。
  2. 英語音読の方法」を読んでその通りに勉強する
  3. まずは単語の発音、アクセントを聴いて覚える。
  4. 単語のクイックレスポンスを行う
  5. 構造把握・精読を行う
  6. リピーティング、サイトトランスレーションなどを行う
  7. Read&Lookupや日→英トランスレーションなどを行う
  8. シンクロリーディング、シャドウイングなどを行う
  9. 同時通訳をしてみる

このレベルで同時通訳が出来るようになると、かなりの読解力が身につくことになるでしょう。

結局英語は「慣れ」です。早慶東大レベルの英文がなかなか読めるようにならないと思う人は、難しい英文を大量に読んで、このレベルの英語が「当たり前」になるようにしてしまえばいいのです。

興味ある方は第2版も読んでみよう

ずっと前の改訂前の『速読英単語(2)上級編 [増訂第2版]』は早慶の入試英文のみが収録されたもの。

ここまで来ると趣味の領域になるかもしれませんが、古本屋で見つけたら持っておいても面白いと思います。

スポンサーリンク