数学がどうしてもできない。授業が理解できない。意味不明。独学で勉強しなければいけないけど、教科書や問題集が難しすぎて続けられない。

そんな人におすすめなのがマセマ出版の「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学」シリーズです。

「本当に0から始められる」をコンセプトにした参考書で、数学が苦手な人でも理解できる詳しい解説がウリです。

私も本当に苦手だった数学を、このテキストで理解してスムーズに勉強していくことが出来ました。

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基本スペック

  • [ジャンル]講義・理解本
  • [問題数]各40~50題程度
  • [難易度]入門~基礎
  • [必要学力]特になし:これでわからなければ中学数学からやるべき
  • [到達レベル]センター3割~5割(理解本なので単独では伸ばしにくい)
  • [勉強期間]各冊2週間程度
  • [使用目的]基礎事項を徹底して理解するため
  • [勉強目標]問題集などを使いこなせる程度に理解すればOK
  • [対象者]数学が苦手な人、センター4割以下の人、1から理解したい人

教科書や問題集は、その分野の基礎の基礎から解説してくれているわけではないことがあります。

解説を読んでも「???」の連続で全然意味がわからない。数学が苦手な人ってこんな状態になることが多いと思います。

そんな人でもきちんと納得しながら勉強を進めていくために、私はマセマの「はじはじ」をまず読んでおくことを推奨します。

「偏差値40からでも」との言葉の通り、本当に何もわかっていない人でも理解できるような内容になっています。

1Aは中学数学の復習から入ってくれるので、レイアウトや語り口調などの問題以外で頭に入ってこないことはないと思います。

初めから始める数学1

1では以下の内容を扱います。

  • 第1章 数と式
  • 第2章 集合と論理
  • 第3章 二次関数
  • 第4章 図形と計量
  • 第5章 データ分析

17回の講義形式になっていますが、時間さえ作れば1日に1分野一気にやることも可能です。一通り解説を読んで概要を把握する使い方をするなら1週間くらいで通読もできます。

解説やレイアウトはこんな感じ。「マセマ出版社>初めから始める数学1Aサンプル

初めから始める数学A

Aでは以下の内容を扱います。

  • 第1章 場合の数と確率
  • 第2章 整数の性質
  • 第3章 図形の性質

Aは14回分の講義。Aは苦手とする人も多いのであまり急がずにじっくり取り組んだ方がいいかもしれません。

初めから始める数学2

2では以下の内容を扱います。

  • 第1章 方程式・式と証明
  • 第2章 図形と方程式
  • 第3章 三角関数
  • 第4章 指数関数・対数関数
  • 第5章 微分法・積分法

まとめて紹介していますが、2Bの内容は1Aを勉強しないまま出来るものではありません

1Aで最低でも6割、出来れば7割くらいはセンターで取れるようにしてから2Bに取り組んだ方がいいでしょう。

初めから始める数学B

Bでは以下の内容を扱います。

  • 第1章 平面ベクトル
  • 第2章 空間ベクトル
  • 第3章 数列
  • 第4章 確率分布と統計的推測

Bは苦手とする人が多いのでぜひ「はじはじ」から勉強してほしいと思います。

「はじはじ」と併せて使う計算ドリル・問題集

「はじはじ」の中の練習問題を解いていってもいいですが、『センチャ』など別の問題集を使って基本的計算を反復してもいいと思います。

薄くて何度も繰り返したい!という人には『基礎からの数学』がおすすめ。薄くて問題数も絞っているので1か月以内で何度も何度も反復することが出来るでしょう。タイトルの通り10日で1周できます。

あまり気にしない人はセンチャでいいと思います。基本例題を固めた後にそのまま重要例題と進んでいけます。

『大久保計算トレ』は天流仁志先生もおすすめしている問題集。何より制限時間が設けてあるのがいい。

個人的に数学の問題集って制限時間をすべてつけるべきだと思うのですが、なかなかないですよね…。ちょっと不思議。

苦手な人だと解説にやや難がありますが(省略が多い)、質問出来る環境にあるならばぜひ『大久保計算トレ』をおすすめします。

使い方・勉強法

マセマ1冊を極めたい人

  1. 講義を熟読する。
  2. 公式の成り立ちなどを読んでも全然理解できない場合はいったん飛ばしても良い。
  3. 練習問題を解く。スラスラ解けるようになるまで複数回、手を動かして解く
  4. きちんと問題を習得した後に理解できなかった講義部分を読んでおく

本当に予備知識がゼロの状態だと、いきなり詳しい公式の証明などを読んでも頭が付いていかない事があります。

その場合はとりあえず「公式丸暗記」で練習問題を解けるようにしておいて、その後でもう一度証明にトライすればいいでしょう。

根本からの理解も大切ですが、最初はとりあえず公式を暗記して使えるようにしておけばいいと思います。でも飛ばしっぱなしじゃダメで、あとでちゃんと読み直すこと。

もちろん、マセマと計算問題集が完全に一致しているわけではなく、マセマで扱っていない問題もあるかもしれません。

問題集の方で覚えられるならそのままやればいいし、意味不明の場合はいったん飛ばしておいて、後で勉強しなおせばいいでしょう。

マセマは理解特化本として使いたい人

  1. 講義を熟読する
  2. 計算ドリルの該当部分を解く
  3. 授業についていくのが大変な人は予習として講義を読んでおく

基本的な使い方はどれも一緒で、問題を別のテキストとか教科書、『4STEP』などの傍用問題集でやるかの違いです。自分の状況に合わせて勉強法を考えてやりましょう。

学校の授業を理解するのが大変、あるいは教師の説明が下手で困っている人は自分でマセマを読んでいけばいいです。

あまり授業を聞かなくてもいいなら自分でガンガン『はじはじ』を読んでいって計算問題をやっていけば学校の授業時間を有効活用ができます。

『はじはじ』対応の計算ドリル問題集

初めから始める〜対応の問題集が新しく出ました。計算練習はこちらでバッチリでしょう。

初めから解ける数学ⅠA・ⅡB・Ⅲ 問題集の効果的な使い方