受験生の女の子
あゆみん

先生!漢文にまで手が回っていなくて、こないだの模試では50点中10点しか取れませんでした・・・。漢文はどうしたらできるようになりますか?

よなたん
よなたん

あゆみんはいままでどんな勉強をしてきたのかな?

受験生の女の子
あゆみ

学校の授業は受けていますが、句法とか漢字をちゃんと覚えてないです・・・。それにセンター漢文を読んでも文章の内容がぜんぜん把握できません

よなたん
よなたん

なるほど。典型的な「漢文できない族」だね(笑)でも安心していいよ。いまどんなに漢文が苦手でも、正しい漢文の勉強法を知って、素直に実践してくれれば確実に点数はアップするから。1ヶ月でセンターの漢文で満点をとることも夢じゃない。

受験生の女の子
あゆみ

本当ですか?漢文の正しい勉強法を教えてください!

 

どうも!受験コーチのよなたんです。このページでは漢文の勉強法について解説をしていきます。漢文は苦手意識がある人も多く、国公立理系の人は特に後回しにしてしまい、しっかりとした対策ができていないです。

しかし、漢文ほど最も簡単に安定した得点を取れるコストパフォーマンスの高い科目はありません。理系の人も文系の人もぜひしっかりと学習してほしいと思います。

徹底した参考書研究と入試問題の研究の末、ムダの無い漢文上達カリキュラムを構築することに成功しました。ここで解説する漢文の勉強法を実践してもらえれば、

  • 1ヶ月以内でセンター漢文を解けるようになる
  • センスのある人なら2週間足らずでセンター満点が取れるようになる
  • 早稲田や東大の漢文も1ヶ月〜2ヶ月で攻略できる
  • しかも時間をかけずに最高効率で伸ばすことができる

ようになります。

スポンサーリンク

大学受験 漢文勉強法の全体像

難しい知識を求められてはいない

センターであれ、私大であれ、漢文の勉強法ではそもそも難しい知識を求められていません。必要な勉強量はかなり限られているので、無駄なことをせずにセンター漢文、私立・二次試験の漢文をどんどん解いていって欲しいです。

漢文が苦手なのはやっていないだけ!

漢文という科目に関して多くの受験生は誤解を持ってしまっているなと思うことがあります。それは、ただ勉強していないだけで、下手な苦手意識(幻想)を持ってしまっているということ。

特に国公立理系の受験生は英数理ばかり勉強していて、国語の、ましてや一分野の漢文に本気で取り組もうという人は多くありません。

よくある勘違い「漢文は捨てていい」

しかし、ここで一つ覚えておいてほしいのは「漢文を捨てるな!」ということ。なぜなら、漢文ほど知識量が少ない科目はなく、同じ50点の古文と比べても勉強量は半分以下でコストパフォーマンスが高いからです。古文と配点が同じなら、漢文から取り組んだほうが速く点数が上がることになります。

センター試験1ヶ月前に一気に詰め込んでしまう(もちろん前々から勉強したほうがいいですよ)のも一つの手です。

漢文を軽視するな!でも時間はかけるな!

前項では漢文を捨てるな!と言いましたが、かといって何冊も参考書・問題集を解けと言っているわけではありません。センター漢文なら本当に知識自体は多く必要ないので、さっさとセンター過去問演習に取り組んだほうがいいです。

何冊も参考書を読んだり問題集を解いたりして一冊も完璧にしていないなら、あまり意味がない勉強をしてしまっています。

漢文の時期別の勉強法

ここからは、受験の残された期間を序盤・中盤・終盤の3つのターム(期間)に分けて、それぞれのタームでやるべきことを解説していきます。

たとえば受験まで残り300日なら、序盤(100日)中盤(100日)終盤(100日)です。ただ実際は、漢文は文系なら夏から、理系やセンターのみの人なら秋以降から始めても大丈夫ですから、

  • 8月からパターン(センターまで約150日ちょっと)
  • 10月からパターン(センターまで約100日ちょっと)

この2つのパターンで考えるといいですよ(もちろん英語や数学などが進んでいる人は夏前から漢文を始めてもよいですが、そんな人は少数派なのでここではあえて省きます)

漢文攻略の3ステップ

漢文の学習法はいたってシンプル。白文を書き下して音読できるようになることが第一目標です。それに加えて、漢字の知識や現代語訳もできるようにしていきます。漢文学習は以下の3つのステップで進めます。

  1. 序盤:漢文の超基礎知識(返り点など)、句法や漢字を学ぶ
  2. 中盤:長文の音読、センター対策
  3. 終盤:過去問演習を積む

【序盤】漢文の基礎を固めろ!

漢文の超基礎知識を身に付ける

学校で学んできた返り点や基本的な漢文法を覚えていない人は『田中雄二の漢文早覚え速答法』『漢文ヤマのヤマ―三羽邦美の超基礎国語塾』といった有名な参考書を学習してもつまずいてしまうことがあります。このような受験対策本は、返り点などをていねいに解説はしていないからです。

高校1年生や、漢文の超基礎知識が抜けている人は、先に『超基礎がため漢文教室』などの講義系の本で漢文を1から学ぶ必要があります。

ただし、このレベルの学習はなるべく学校の授業で身につけておくことが望ましいですよ。

句法(句形)を覚える

本格的な試験対策として、試験の書き下し文や現代語訳問題で問われる「使役」「反語」「抑揚」などの句法と、その訳し方を覚えましょう

センターで最優先で覚えるべき句法4つ
  1. 再読文字
  2. 使役
  3. 反語
  4. 抑揚

以上4つをまず最優先で覚えましょう。使う教材は以下のものがオススメです。

このテキストはとても薄く反復しやすいので、学校が忙しい高校生にもおすすめですし、漢文に時間を割くことがなかなかできない受験生にもおすすめ。

漢字を覚える

句法に加えて漢文で独自に使われる漢字も覚えるべし。日本語の漢字とは違った意味で使われるものがあるので、それを覚えることが目標です。

たとえば「漢文早覚え速答法」など受験生向きの参考書には、100個程度の漢字が収録されている。それらの漢字を覚えれば、あとは日本語の漢字の知識で意味を類推することが可能です。

ただし、極端に漢字力が低いなど、「漢字のセンス」に乏しい人は意味類推で引っかかったりする。漢字や中国の故事が由来の四字熟語の学習も怠るべきではありません。

厳選!必出漢字
  • 夫(そレ)…筆者の一般的な見解のまとめ
  • 蓋(けだシ)…思うに
  • 耳(のみ)…だけ
  • 故人(こじん)…古くからの友人
  • 古人(こじん)…昔の徳の高い偉い人
  • 与(と) …くみす、あずかる、あたふ、などの読み方もあるが、センターで正解となるのは「と」だけ
  • 然(しかラバ)…そうであるなら
  • 然(しかシテ)…そうして
  • 而(置字)…意味的に逆接になるマーカー

これくらいの漢字は必ず覚えておきましょう。

定期テスト対策を受験勉強につなげる

学校で漢文の授業があるなら、まずは教科書の漢文を何度も音読しましょう(音読のポイントは後述)。漢文の教科書には、入試でも出てくるような頻出の文章が載っていますし、そこで出てくる基礎知識(句法・漢字)は大学入試に直結で使えるものばかり。

せっかく勉強するのですから、定期テスト対策をかねて、一度読んだ文章、覚えた知識は入試まで維持できるようにしましょう。

  • 本文をコピーしておいて、いつでも音読できるようにファイルにまとめる
  • 基礎知識は1枚の紙(ルーズリーフ等)にまとめて一元化しておく

中盤の漢文

序盤で漢文に最低限必要な句法・漢字を覚えたら、次はいよいよセンター試験の漢文で高得点を取れることを目標に勉強していきましょう。

中盤の漢文の戦略

速答法、ヤマのヤマはオーバーワーク?

漢文はそもそもマイナーな科目なので、有名な参考書とか鉄板の参考書は決まっています。だいたい『漢文早覚え速答法』か『漢文ヤマのヤマ』です。

センターの人と二次・私大がある人とでは使う参考書は分かれてもいいかなと思います。

ただ、二次試験がない人、センターだけの人に『漢文ヤマのヤマ』や『漢文早覚え速答法』は実は少しオーバーワークです。やってもいいんですが、センター対策の参考書を勉強した方が賢明なです。

センターだけの受験生は『8本のモノサシ』がオススメ

基本的に『8本のモノサシ/三羽邦美 (著)』という参考書でいいと思います。

これは昔あった『センター漢文マニュアル』というのが改訂されたものです。私立の人も『8本のモノサシ』やセンター対策本など他の本でも構わないので、センター対策本を一冊チョイスして、まずそれを勉強して欲しいです。

速答法・ヤマのヤマをあえていまオススメしない理由

私立の人に『漢文早覚え速答法』や『漢文ヤマのヤマ』でもいいんですど、あえておすすめしない理由があります。

ぼくは『漢文早覚え速答法』をやって1週間くらいでセンター満点取れるくらいになったので、『漢文早覚え速答法』もかなりいいです。かなりいいんですけど、あれは出版年が1991年とかの参考書なんですよね。だからちょっとさすがに古すぎるというのがあります。最近、速答法は新装版という形で表紙が新しくなりましたけど、中身は変わってません。

もちろん今持っている人だったらそのままやってもらっていいんですけど、これから新しく漢文をやっていくなら『8本のモノサシ』とか、なるべく新しいセンター系の参考書をチョイスしていただけるとより効率良くなるのかなと思います。もちろん『漢文ヤマのヤマ』とか『漢文早覚え速答法』でも構いません。

早めにセンター対策に入ろう!(私立の人も)

対策本を読んで、テクニック、基礎知識、使役とか反語・比較などの基本的な句法を何個か覚えて、漢字もちょっと覚えたら、すぐに過去問に入れます。それくらいセンター漢文は簡単というか知識が要りません。とは言えその分慣れは必要です。

なのでなるべく早めにセンター過去問に入れる形を作りましょう。

最短でセンター対策を済ませてしまう手順

極端な話、1日で参考書をざっと読んで2日目からセンター過去問を解いていくというような流れでもやれます。ある程度時間をかけられれば。

5時間とかで参考書を1周できるはずなのでザーッと読んで、いきなり過去問をやっちゃうとかでもいいと思います。

最初は15題15分とかで解けるので、例えば土日の2日間でも相当やれたりします。1日で読んで2日目で5年分あるいは10年分の過去問をやっちゃえば、センスのいい人ならそれだけでそれなりに高得点取れたりします。なのでセンター過去問をぜひ、私立・国立の人を問わずやりましょう。

センター満点なら早稲田東大でも戦える

センター過去問で満点、9割取れれば正直早稲田とかもちょっとした勉強で戦えるようになります。センター過去問をできればなるべく全部やっていく流れにしましょう。10年分20年分くらいやればかなり得点できます。

ただ国語は漢文だけ取れればいいわけじゃないです。全部取れなきゃいけない。しかも制限時間がきついです。なので漢文はできれば10分くらいで9割〜満点を目指せるようにして欲しいです。

ただ満点に固執するな

漢文は簡単っていうイメージがあると思うんですけど、たまに難化してる年もあります。それはその分ほかの大問が簡単になってる可能性があるので、いちおう満点目標でやればいいんですが、満点に固執しなくてもいいかなと思います。1ミスまでなら許容範囲かなというイメージでやってもらえればいいかなと思います。

ただそれも含めてセンター過去問をなるべく全部完璧に仕上げていけば、満点を取れる率がどんどん上がっていくはずなので、それをやって欲しいと思います。

ほとんどの人にとっては一冊参考書を読んで過去問を全部やるだけで勉強として完成を見ます。もうこれで正直いいと思います。二次があるんだったら、センターで9割取れるようになったら、記述だったら例えば『得点奪取』とか記述対策本とかをやればいいです。

【実践】読み込み・問題演習を積む

センター漢文を10分で解け!

センター試験国語で高得点を取るためには、漢文を10分程度で解けるような速読力・速解力が必要です。スラスラ読める文章を10個、20個と増やしていくことが大切。

センター試験受験者ならばセンター過去問を、二次・私大受験者は問題集などを使用して文章の読み込みを行いましょう。

センター過去問の解き方

過去問は河合塾の黒本が解説がくわしくてオススメです。まずは10年分解いて完璧にしましょう。できれば全年度分解きましょう(それでも30題くらいです)。

センター試験対策としては10分で問題を解き切ることを目標としましょう。時間を測って問題を解き、一度解いた問題はスラスラ書き下し文を読めるようになるまで音読を繰り返しましょう。書き下しとなる傍線部なども自力で書き下しが出来るようになれば、句法問題で失点することはなくなります。

漢文は現代人の感覚では理解できない特殊な話が多いので、漢文常識やストーリー展開に慣れていないと読解問題で得点することができません。内容把握力を向上させるために文章を出来るだけ多く読んでいく必要があります。

具体的な漢文の勉強法の手順

漢文の勉強法はいたってシンプルで、以下の2点にだけ気を付けます。

  1. 書き下しを覚えるにはとにかく音読せよ
  2. 白文を書き下して現代語訳出来るようにせよ
①書き下しを覚えるにはとにかく音読せよ

漢文の句法を覚えたり、読解力を高めるために、最も有効な手段は音読です。音読を繰り返すことで、漢文の語順に慣れ(漢文は英語と語順が似ています)、句法や漢字の読み、書き下しや現代語訳を効果的に見つけることが出来ます。

一度解いた問題はそのままにせず、スラスラと漢文を音読できるようになるまで繰り返すことが勉強法の原則になります。

②白文を書き下して現代語訳出来るようにせよ

漢文の問題には「白文の正しい書き下し順や訓点を答えさせる」ものがあります。こういった問題を解けるようにするために、普段から白文を自力で書き下し出来るようにしておきましょう。

もちろん全員が全文を白文でやる必要はありません。問題として問われている部分だけ白文を書き下せるようにしよう。

具体的な学習手順
  1. 本文の書き下し文と現代語訳を確認する
  2. 答えや訳を見ながら書き下しと訳を言っていく
  3. 教科書や本文をスラスラ読めるようになるまで音読を繰り返す(20回が目安)

①②の段階では、答えをカンニングしながら音読していきます 。初めから書き下しなどの答えを見てOK。2、3回読んでみたら、徐々に答えから目を離していき、最終的には自力で本文を音読できるようになることを目指します。

そのためには何度も何度も音読をすること。これを繰り返せば学校のテストや実力テストや大学入試でもきちんと得点できるようになります。

終盤の漢文

終盤の戦略で大事なコト

記述に特別な対策は必要ない?

記述と言っても特別な対策をしなきゃいけないかというとそうでもなくて、ちゃんとセンターで満点を取れるような基礎・基本がガチガチに固まっていれば、記述でもやることはマークと一緒です。大事なところは一緒なわけですから、それを書くか選ぶかだけの話であって、「記述対策を必ずやらないと記述は全然取れないのか?」というと、そうでもないです。

まずは過去問をたくさん解いてみよう!

本人のセンスとかもあるかもしれないですけど、まず記述対策をやる前に過去問を何回も解いていく。まずは5年分解いてみて、ブラッシュアップできるかどうかを確認していく。それでもちょっと無理かな?と思えばやる。というふうな判断でやってください。

漢文の参考書を増やすな!オタクになるな!

とにかく漢文の参考書を増やさないでください。他の科目だったらあんまり言わないことですけど、漢文は特に参考書を増やさない。あんまりやりすぎない。ということが大事です。なのでそういう戦略でやっていただければいいんじゃないかなというふうに思います。

漢文オタクになっても意味がない。結局、漢文ができて有利な大学は一部を除いてありません。基本的には漢文で合否が決まる大学というのはありません。

漢文の極意は省エネ!

早稲田でもほんのちょっとしかでないし、出ない学部とかもあるじゃないですか。なので省エネ省エネ省エネでやっていってください。

とにかく最小効率、最小の勉強時間、最短で結果が出るというところにコミットしてやっていくことが漢文だけじゃなくて、受験全体の攻略、合格率を引き上げにも絶対つながります。なのでそういうイメージで勉強してほしいなと思います。

難問・記述対策は?

以上の戦略視点を持って、具体的な話です。基本的には、記述対策本をやる前に志望大学の過去問をどんどん解いていってください。早稲田とかでもまずはどんどん解いてみていいと思います。

全然解けない・分からない問題はそんなにないと思います。どんどん解いていきながら「もうちょっと問題集やったほうがいいな」とか「記述があるからちょっと記述対策しよう」とかの対策を考えましょう。

記述対策のオススメ参考書『得点奪取』

記述対策なら『得点奪取』とかをやってもいいと思います。

国公立大学なら得点奪取+過去問10年分をやりましょう。

難関向けの問題集『漢文道場』『最強の漢文』

難関大受験生には『漢文道場』も人気があります。ぼくもやりました。ただ、今思うと必要ないかなと思うところもあります。なぜかというと『漢文道場』もすごい昔の参考書なんです(1991年)。すごい古くからある、ある意味伝統的な参考書ではあるんですけど、逆を言えば古いからこそ今の傾向にあってないとかあります。なのでそこも無理しなくていいと思います。

むしろ『最強の漢文』とかのほうがいいと思います。

ただちょっと諸事情により『最強の漢文』は今は手に入りづらくなったので、そこも微妙ではあります。とにかく記述対策は過去問解いてからやればいいかなと思います。あとは漢文に時間を掛けすぎてもダメです。全体の得点が受験だから、漢文にそんなに時間は掛けられないと思います。

Z会の問題集を勉強するときの注意点とは?

Z会の問題集をやりすぎるとか、やりすぎても結局英語で取れないとか、「国語の現代文・古文で取れてないじゃんとか、理科・社会でとれてないじゃん」とかあるから、なるべく省エネ省エネで漢文は勉強しましょう。

なるべく無駄な時間を掛けずにやるというのが、実は漢文だけの科目単体での攻略としてではなく、受験の合格率を上げていく、総合点を引き上げるという意味でも大事なので、あまり参考書を増やさない戦略というのはぼくは非常に重要だと思います。なるべく省エネ省エネでやっていく。

参考書を一冊読んで過去問をやる、基本的にこれで終わるようにしていただければベストかなというふうに思います。その中で東大とか私大・二次があるんだったらちょっと記述対策をやっていく。

漢文の学習法まとめ

最後に改めて、漢文の学習法のまとめ。

漢文は音読だ!

漢文はぜひ音読をどんどんやっていきましょう。句法も音読していく。書き下しも音読していく。最終的には白文、つまりレ点とか返り点とか送り仮名とかがなくても書き下しを読んで現代語訳できるようにするというのを基本的にやって下さい。それが基本です。

過去問演習はセルフレクチャー(解説)

そしてセンター過去問は、当然セルフレクチャーです。そういう知識を使って解いていくわけですから、普段から解説をできるようにしてください。

センター過去問を解きっぱなしで終わるのではなく、自分で何も見ないで解説できるようにしてください。友達に解説したり教えていくのもいいでしょう。

感覚をインストールしろ!

とにかく国語は暗記ではなく予備校の先生や漢文が抜群にできる(しかも速い!)人の思考回路や感覚をインストールすることが極意です。

そのためには予備校の先生になりきって解説する練習をいつもやってくださいね。

漢文読解のコツの基本「注」が命!

あとは読解のポイント。ちゃんと主語に丸つけてください。「誰が何をしたか」を把握するのが、究極的には漢文でやるべきことです。

あとは漢文は(注)が大事です。命です。(注)を見ないと答えられない問題がたくさんあります。

これは古文と似てますけど、そもそも読解できないとか読めないというところもあるので、その文に(注)を付けます。(注)がそのままヒントみたいな「もう答え書いてるじゃん!」という、思わず笑っちゃうレベルで簡単な問題が実は結構あります。

それをちゃんと使いこなせるかというのも含めて演習をどんどんやっていきながら、それを自分で解説していく、セルフレクチャーを勉強の基本としてやってください。音読とセルフレクチャーです。それを基本で勉強していってください。

過去問を解いたら全体を音読していく、そして現代語訳できるようにしていく。そしてさらに回答のプロセスを自分で説明できるようにしていくというのを確実に丁寧にやっていけば、絶対に成績は上がります。

しかも漢文はそもそも知識はそんなに必要ないので、あっという間にセンター満点とかいけます。1週間あれば正直余裕で行けたりします。ホントにセンスがいい人だったら3日くらいでそのレベルまで行けるので、一気集中でやるんだったら短い日数でやっていいです。

だからある意味センター漢文は秋まで放置とかでもいいかもしれません。直前期にやってもいけます。それまでに他の科目を全部仕上げておいて、今日1日10時間漢文をやるみたいな状態だったら1日2日詰め込めば相当戦えるレベルになるので、あんまり先にやるよりは後から一気に追い上げ・短期集中で詰め込んでやるっていうのも受験全体の戦略としてはありかもしれません。

ただ模試で総合点を早くあげて判定を上げたい、不安だからやりたいという人もいるかもしれませんがそれでもまず英語と数学、そして国語だったら古文とか現代文とかを先に攻略していく、先に勉強していくというふうにやっていただく。その後回しにする勇気というのもすごく受験では有効というか重要だと思っています。

漢文はそういった意味ではある意味マイナー科目、不遇の科目でちょっとかわいそうな部分もあるかもしれませんが、それ以上にクールに冷徹に合格点を取っていく。総合点で合格点を取っていくために必要な考え方で漢文という科目を扱ってほしいなというふうに思います。

参考書データについては「100冊以上から厳選した漢文参考書おすすめ11選」 を参照してくださいね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。