受験生必見!高2の3月、高3の5月8月10月の模試の目標と進捗目安」は読んでくれただろうか。

この記事では、高2、高3、浪人生が、それぞれの時期・模試でどれくらいの得点を取らなければいけないのかという目標を掲げた。

今回は、実際に早稲田に現役合格した早大生の、高2~高3の時の模試の結果を紹介させていただく。受験生はぜひ参考にしていただきたい。

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UYさんのプロフィール、受験戦績

UYさんは偏差値55程度の公立高校出身。彼の受験の年、早稲田に受かったのは3名とのこと。これくらいのレベルの高校から早稲田に合格したのだ。彼は2012年度受験である。

彼の受験戦績は以下の通りだ。

受験戦績
早稲田大学商学部○社会科学部○ 
明治大学商学部○(セ利×)経済学部○(全学部○)情コミュ○
法政大学経営○セ利経営○ 
立教大学セ利社学×  
獨協大学全学部経済○  

 

 

 

 

 

センター利用以外、一般入試の勝率は100%。驚異的な勝率である。後述する模試を見ればわかるが、受験勉強を始めた頃からどんどん学力を伸ばし、「普通に危なげなく」合格してしまった、お手本とすべき例だ。

本人も話していたが、やはり私大専願のセンター利用は普通は難しく、一般入試で明治大学を取る方がはるかに簡単だったとのこと。

これには私も同意する。早稲田に合格する力があれば、明治大学は99%くらいの勝率で合格できると思う。私も明治は余裕で合格出来た。

高2から受験までの模試成績推移

高校2年生の東進センター同日模試から、センター試験本番までの模試の得点を紹介する。彼は基本的には東進模試と真剣模試を受験している。東進模試は全統模試とはまた微妙に違うので、得点や偏差値はあくまで目安と考えてほしい。

東進センター試験同日模試

東進センター同日模試

英語128/200 国語81/150 日本史48/100

高2の時点で英語で128点というのは悪くはない。本人はこの時期から受験勉強を本格的に始めたというのだから、受験勉強を始める前に6割以上取れているのである。偏差値55程度の公立高校でこれは凄い。

東進 第1回 2月センター試験本番レベル模試

2月センター模試

英語121/200 国語78/200 日本史33/100

同日模試とあまり結果は変わっていない。日本史はまだ本格的に学習していないので、ほぼ「ゼロの状態」だ。現役生はまだ歴史の学習を本格的にスタートしなくてもいいようだ。

東進 第2回4月センター試験本番レベル模試

第2回4月センター試験本番レベル模試

英語152/200 国語98/200 日本史60/100

英語を4月までに相当伸ばしているのがわかる。本人いわく1月から4月まで英語をかなり勉強したようだ。日本史も流れを中心に学習し、60点近く得点できている。

受かる人と落ちる人の差はこれだ。つまり勉強したら成績が上がるか、それとも上がらないか。

受かる人は勉強すれば成績が上がる。落ちる人は勉強しても成績が上がらないあまりに当たり前のことだが、これは次の原則を導くことができる。

2か月勉強して成績が上がらなかったら黄色信号

2カ月勉強すれば、どこかしら進歩が見られるものだ。それでも成績が上昇しなければあなたの勉強法はどこかに問題がある可能性が高い。

このまま勉強を続けても不合格になる可能性が高いので、勉強法を修正する必要がある。

東進 第1回5月有名大本番レベル記述模試

第1回5月有名大本番レベル記述模試

英語128/200 国語73/150 日本史50/100

記述模試なので英語の得点は良い方だと思ってよい。

東進 第3回6月センター試験本番レベル模試

第3回6月センター試験本番レベル模試

英語172/200 国語115/200 日本史55/100

現役生が6月の時点で英語172点はかなり良い方だろう。UYさんは早稲田商学部と社学合格と、「英語と日本史重視型の受験生」だったので、この得点も納得がいく。早稲田の商、社学、慶應経済などを目指す人は参考にしよう。

進研模試 6月総合学力マーク模試

進研模試 6月総合学力マーク模試

英語174/200 国語98/200 日本史58/100

6月にはもう英語で8割以上得点できているのはさすが。国語と日本史はまだ低い得点だが、英語さえ出来れば、ここからいくらでも挽回可能である。

逆に、英語がいつまでも低いままだと合格は非常に難しい。英語が出来れば受験は有利という法則を如実に表していると言える。

進研模試 7月総合学力総合模試

進研模試 7月総合学力総合模試

英語119/200 国語94/200 日本史70/100

英語は偏差値68.9とかなり高い。日本史も記述で70で偏差値は69.6もある。浪人生並みの成績と言ってよい。

東進 第4回8月センター試験本番レベル模試

第4回8月センター試験本番レベル模試

英語177/200 国語102/200 日本史81/100

8月の終わりの時点で英語で9割近い得点。だが平均点が120点ある。

日本史も相当得点を伸ばしてきている。本人いわく、日本史は夏休みに相当勉強したようである。

 

ベネッセ・駿台 記述模試10月実施

ベネッセ・駿台 記述模試10月

英語133/200 国語84/200 日本史85/100

英語日本史ともに偏差値は60オーバーで、成績を順調に伸ばしてきている。逆に国語はずっと苦手なままのようだ。

 

東進 全国統一高校生テスト

10月28日実施のマーク模試。

全国統一高校生テスト

英語170/200 国語138/200 日本史91/100

英語は相変わらずだが、日本史は驚異的な伸びだ。夏休みからの効果的な勉強を継続的に行っている証拠だ。国語も得点を伸ばしているが、この時の国語の平均点が高いので、これが高いわけでもないようだ。

 

東進 第4回11月難関大本番レベル記述模試

第4回11月難関大本番レベル記述模試

英語90/200 国語92/200 日本史79/100

やはり早稲田専願なので記述模試は少し不得手のようだ。ただし日本史は相当良い得点だ。

 

東進 第5回12月最終センター試験本番レベル模試

東進 第5回12月最終センター試験本番レベル模試

英語192/200 国語125/200 日本史92/100

圧倒的な英語と日本史の得点だ。商学部に合格できる典型的な「英・歴史重視パターン」である。早稲田の商学部、社学は国語が簡単なので差がつかず、英語と社会で勝負が決まりやすいのである。

 

2013年度センター試験本番得点

2012年センター試験本番得点

英語183/200 国語107/200 日本史91/100

英語と国語が超一級。国語は平均点くらいだが、これくらいでも早稲田の商には対抗できることもある。センターは評論と古文漢文さえ出来ればいい。商学部は漢文も出たり出なかったりだ。2012年度は漢文が出たようだが、基本知識さえ押さえれば壊滅しない程度に得点は出来る問題だ。

偏差値で表すと、「英語70国語50日本史70」くらいだろう。英語と歴史が圧倒的に出来れば私立大学の英語重視型の大学学部には有利に働くことがわかる。

 

センター系模試成績一覧

センター系の模試のみの成績一覧を載せる。

センター系模試成績一覧
模試名/科目英語国語日本史
センター同日1288148
2月マーク模試1217833
4月マーク模試1529860
6月マーク模試17211555
6月進研マーク模試1749858
8月マーク模試17710281
東進全国統一高校生テスト17013891
12月最終マーク模試19212592
センター試験本番18310791

英語と日本史を順調に伸ばしているのがわかる。特に2月から4月、4月から6月までに驚異的な伸びを見せている。彼が予備校での勉強を効果的に行っていたのがわかる。

逆に、国語は最後まで低成績のままだ。本人も、国語はあまり勉強しなかったといっている。

早稲田の商学部や社会科学部は国語が簡単なため、マーク模試でこれくらいの得点でもある程度の得点は取れる。そのため差がつきにくいのだ。

それよりも早稲田商、社学は英語と社会で合否が決まるといってよい。その意味でUYさんの「英語◎国語△日本史◎」という学力バランスは理想的と言ってよい。慶應経済も彼なら受かったかもしれない。

逆に、彼が早稲田の法や政経を受けても合格率は低かっただろう。国語が難しい、あるいは重視されている学部では不利になったはずだ。

このように、自分の志望する学部のタイプに合わせて科目を「差別」して勉強することは、合格のためには必須事項と言ってよい。バランス型ではなく「バランスが悪い」学力の方が有利になる場合があるのだ。

概して大学受験、特に私立受験は、乱暴に言って英語が圧倒的に出来ればだいたい受かる

逆に英語が出来なければどこも受からないと言っても大げさではない。よって受験生の皆さんはぜひ英語を得意にして圧倒的な得点を取れるようにしてほしい。

まとめ、応用と実践の提案

今後も、大学に合格した人の模試の成績推移を紹介していく予定だ。優秀な受験生をぜひ高い目標としてお手本とし、日々勉強に励んでほしい。

最後に、模試のデータをわざわざ探してくれて、私に提供してくれ、さらにブログに写真掲載までさせてくれた早稲田大学商学部のUYさんに改めて感謝したい。合格体験記や日本史勉強法も書いて下さい(笑)