今回は英文解釈の参考書の中で、受験生から圧倒的な支持を得ている『ビジュアル英文解釈PARTⅠ』『ビジュアル英文解釈PARTⅡ』をご紹介します。

英文解釈といえばコレ、くらいの有名な参考書ですが、いい加減古くなってきているし、レイアウトもモチベーションを掻き立てるものではありません。

CDも無く、今の時代にビジュアルを使うメリットはあまりなくなってきているように感じますが、それでも使いたい人の為に、ビジュアル英文解釈の使い方を解説していきます。

基本スペック

  • [ジャンル]英文解釈
  • [問題数]Ⅰ:35講/Ⅱ:26講
  • [難易度]Ⅰ:易しめ/Ⅱ:難しめ
  • [必要学力]Ⅰ:中学英文法/Ⅱ:マーチレベルの解釈
  • [到達レベル]Ⅰ:0→教科書が読める/Ⅱ:マーチ→早慶
  • [勉強期間]1ヶ月〜2ヶ月程度
  • [使用目的]英文解釈力を身につけるため
  • [勉強目標]各英文の構造を説明しながらスラスラ訳せる
  • [対象者]特になし

『ビジュアル英文解釈』は英文法の知識を英文読解(解釈)にどう運用していくか、を学ぶことの出来る参考書。

絶大な人気を誇っていますが、ハードカバーでめくりにくい、今どきモノクロで単調なレイアウト、CDが無い…など、個人的にはあまり使いやすくはないのではないかな、と考えています。

とはいえ、本書を読んでも眠くならない真面目な人なら大丈夫でしょう。読んでいて為になることは多いと思います。

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ビジュアルに取り組む前に、やっておくべき参考書

ビジュアル英文解釈Ⅰはかなり易しめなので、いきなり取り組んでもいいのですが、「中学英文法から怪しい」というレベルの人は、以下のテキストを先に勉強しておきましょう。

使い方

  1. 解説を熟読していく。Ⅰ周目は訳を書いても書かなくてもいい
  2. 2周、3周と繰り返し読んでいく。伊藤先生の解説する頭の働かせ方を意識して読む
  3. 全英文をスラスラ訳せる、構造を説明できるようにする

ビジュアルⅠとⅡの間に挟むべき参考書

ビジュアル英文解釈ⅠとⅡの間にはけっこうなレベル差があります。センター〜マーチレベルの解釈書を間に挟まないと、ビジュアル英文解釈Ⅱは難しく感じることでしょう。

  • 英文読解スマートリーディング or 入門英文解釈の技術70
  • 基礎英文解釈の技術100

などの参考書を間に挟んでおくとスムーズにやれるでしょう。

Ⅱは早慶レベルと言ってもいい難易度ですから、たいていはビジュアルⅡを終えた段階で英文解釈の勉強は終了していいかと思います。

今どきビジュアル英文解釈?と思う4つの理由

何十年も前から存在し、受験生に人気のあるビジュアル英文解釈ですが、流石にもう古いんじゃないか…と思っています。もちろん本当に良いものはいつまで経っても良い事は分かっています。ただ、

  • 表紙がハードカバーでめくりにくい
  • レイアウトが単調、色がない
  • 構造SVOCM、修飾非修飾が図示されない
  • CDが無い

など、最近の参考書では克服されている「使いにくさ」をいまだ引きずっているような印象もあります。これは超個人的な感想ですが、レイアウトがモノクロでまず読み進められません…眠くなるので。

最近の駿台出版はその辺りを意識しているのか、カラーを取り入れて読みやすくする工夫をしてきています。ビジュアル英文解釈もCDを付けてカラーを付ければ、もう少し使いやすくなるのでは?と思います。

あと、CDが無いのはもはやデメリットとしか言えなくなってきています。

スマリーや英文解釈のようにCDがあるかないかで勉強のしやすさは変わってきますし、リスニングのことも考えると、音声はぜひ欲しいところですね。