こんにちは、与那嶺です。
今回は『つながる英熟語』という参考書を紹介したいと思います。
これはかなり特殊な熟語の参考書です。一般的な熟語帳と違って、前置詞のイメージをしっかり理解することによって熟語を覚えるというコンセプトです。
熟語は覚えにくいという人は多いと思います。なぜかというと、熟語というのは、だいたいが基本動詞と前置詞の組み合わせでできているから。
例えば
- take out
- keep out
- keep in
などのようにです。しかもややこしいのが、takeならtake in、take out、 take overなどいくつもの英熟語があることです。
そのため英熟語は覚えにくいと感じる人が多いのですが、先に前置詞のイメージを覚えることで、かなりすっきりと覚えることができるようになります。丸暗記にならずに楽に覚えられるので、僕はおすすめします。
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熟語を覚える前にinやonなどの前置詞を覚える
例えばinというパートがあって、inのイメージをビジュアルで表現しています。inというのは箱の中に丸が入っているから状況を表しますよ、丸に焦点が合いますよ、変化を表しますよというようなことが色々と書いてあります。
そのようなイメージから派生して
- be in fashion流行している
- be in danger危険だ
などのように状況を表した熟語があるということがわかります。
onは覚えやすいと思いますが、基本的に接触です。上から重力がかかっているとか、上から覆いかぶさっているイメージで
- depend on依存する
などの意味になったりします。上に乗っているだけでなく壁に接着しているという時にも使ったりします。
ですのでただ上に乗っているからonではなく、接触しているからonというイメージをしっかり持つと良いと思います。
前置詞のイメージがわかると使い分けができるようになる
よくある違いだと、例えば電車に乗るというのはget onを使います。
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一方、車の中にいる、教室にいるというような空間の中にいるということを表す場合にはinを使います。
このようにイメージの使い分けをうまくできれば、前置詞の問題で引っかかることはなくなりますし、英熟語もスラスラ覚えられるようになると思います。
10個くらいの基本前置詞の解説があるので、先につながる英熟語を読んでから熟語帳を見ていくと効率的に覚えられると思います。読み物になっているので、集中して読めば3時間くらいで読めると思います。
1冊余分に参考書を購入することになりますが、熟語の暗記に使う時間が数十時間という単位で短縮できると思うので、僕はかなりおすすめしています。
英熟語のおすすめ勉強法
つながる英熟語を勉強した後にターゲットやネクステのイディオムパートなど、お手持ちの熟語帳を使うと、ただ暗記するだけでなく前置詞のイメージで覚えられるのでスムーズです。
人は丸暗記するよりも、イメージで理解できた方が簡単に覚えられます。頭の中でイメージして、こうだからこうなんだというのを自分の中でしっかり整理してください。
つながる英熟語を読んだ後は、初心者なら『キクジュク』などが良いと思います。システム英熟語も似たようなコンセプトなのでおすすめですが、最難関レベルで1500語くらいあるので、シス熟を使うならつながる英熟語は使わなくても良いと思います。
長文を読みながら熟語を覚えられる『速読英熟語』を勉強したり、ターゲットやフォーミュラ英熟語など何でも良いです。
つながる英熟語を読んで前置詞のイメージを掴んでから英熟語帳を勉強すると、かなりサクサクと、しかも面白く英熟語を覚えられます。
丸暗記ではなくイメージしながら、こういう意味かな?と考えながら勉強すると熟語を覚える事自体が面白くなると思うので、ぜひつながる英熟語を読んでから英熟語を勉強してみていただければと思います。
まずは本屋で中身を見て、良さそうなら買ってみてください。
ということで今回は、京大院生が書いたイメージでつながる英熟語の紹介をしました。
ありがとうございました。
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