センター試験から二次私大を攻略するための日本史の勉強法を解説します。

日本史は小学生の頃から馴染み深い科目。そのため、日本史を選ぶ人は多いと思います。ただ、昔から学んでいる科目だからこそ、難しい用語も出題されますし、知識の運用レベルも高いです。日本史を選択する人は本腰入れて学習に取り組んでほしいと思います。

日本史の勉強法の大きな流れは世界史と同じ。

  1. 流れ・イメージを掴む
  2. メインテキストで用語を覚える
  3. 過去問演習や文化史対策などをする

日本史は初めからイメージがつかめている人も多いので、いきなり教科書暗記などに入れる人も多いでしょう。今回は「授業はついていける」人がセンター高得点・二次私大対策としての勉強法を解説していきます。

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まず動画を見よう!

科目選択の話。なんとなくで日本史を選ぶな?!

もしあなたが、なんとなーく日本史を選んでいるなら少し考えてほしいです。前述のとおり、日本史は小学生の頃から学ぶ科目。世界史は広く深くなのに対して、日本史はかなりハイレベルな用語暗記を要求されます。

また、「日本史オタク」と呼ばれるような、日本史を超得意とする受験生が数多くいます。その中で日本史選択として戦うには、初期段階でかなりの知識を求められるのです。

したがって、もしあなたがそこまで日本史が得意ではないのなら、世界史選択も勧められます。

世界史はとっつきにくいと感じる人も多いですが、本ブログの「偏差値40から独学で難関大8割突破!最新の世界史の勉強法」を参考に進めていけば独学でも十分に世界史を攻略することが出来ます。

日本史が得意でないなら世界史選択もアリ!

資料集は常に手元に置いておこう!

日本史を勉強するときに、テキストの横に常に置いておきたいのが資料集です。

資料集は学習の初期段階では絵を眺める程度で構いません。学習を進めていくうちに、徐々に細かい部分まで読み込んでいくイメージで使いましょう。

日本史のイメージと流れをつかめ!

日本史を授業で履修しているけど、少し苦手意識がある。流れとかよく分かっていない…そんな人は流れをざっくりと説明した講義本を読むことをオススメします。

『超速!』は読みやすい文体で書かれています。『日本史入門』は教科書に近い硬めの文章ですが、文庫本なので持ち運びやすくスキマ時間に繰り返し読むことが出来ます。この辺は好みで選んでみましょう。

書き込み教科書で知識を固めろ!!

日本史は結局暗記科目。暗記しないと勝負にならない。流ればかりを追って用語暗記をサボり、全然得点が上がらない人をたくさん見てきました。

結局、歴史というのは暗記に始まり暗記に終わるといってもよいでしょう。基本的な用語や人物名すら覚えていない状態では、歴史の流れも理解できないのです。

ということで、基本的には書き込み教科書を使って用語を覚えていきましょう。Z会の一問一答を併用して使ってもいいでしょう。

現役生だと、先生自作のレジュメを覚えている人も多いと思いますが、なるべく教科書などを使って用語を覚えることをオススメします。

なぜなら、レジュメというのは流れを追えないから。こまめに復習するならいいですが、たいていの人は流れも忘れて、レジュメを見ても「なんだっけ?」状態になりやすいのです。

学校で配られるプリント、ワーク、そして定期テストでも、結局教科書にも書いてあることが問われますし、教科書に書かれていないことは覚えなくていいのです。どうせなら、受験でも使う教科書や一問一答を使って用語暗記をしたほうがお得です。

書き込み教科書の覚え方

  1. 空欄は埋めないで空白のままにしておきましょう。下に答えが書いていますから。
  2. まずは普通に通読します。丁寧に読みましょう。
  3. 見開き1ページとか、1項目を読んだら、次は用語を答えながら読んでいきます。
  4. 空欄の用語を即答できるようになるまで繰り返しましょう。
  5. 本文を読む度に、少しずつ速く読めるように意識して読みましょう。
  6. 頭の中で音読することを止めて読むとけっこう速く読むことが出来ます。
  7. 1行3秒くらいで読むことを意識してみてください。

教科書暗記のポイントは2つです。「空欄を即埋められるようにすること」「文章をスラスラ速く読めるようにすること」。

英語の速読訓練のように、教科書の文章をスラスラと読めるように少しずつスピードアップして読むようにしましょう。日本語なのですぐに速く読めるようになると思います。ただ、速く読むと言っても内容が頭に入ってなかったら何の意味もないので注意。

教科書暗記では用語即答と速読を目標に!

一問一答の使い方

まず、日本史で使う一問一答ですが、山川出版はなるべく避けて下さい。山川出版社のは受験用に作られておらず、用語選定も微妙です。定期テストで得点するならいいのですが、受験用としては使いづらいです。

東進の『一問一答完全版』は非常に人気です。ただ、かなりハイレベルな用語もあるので、頻度が低いものは後回し、という使い方をしましょう。

ここでオススメしておきたいのはZ会の一問一答。用語数が2000と多すぎないのが良く、また流れも確認できるし要点を確認できます。一問一答の中では最も使いやすいでしょう。

日本史が超難しいところを受ける人でも、まずはZ会の一問一答をきちんと覚えて、それでも足りないと感じたら東進の一問一答に取り組むくらいがいいでしょう。分厚い一問一答は繰り返しづらいと感じる人もいるからです。

さて、一問一答の使い方ですが、基本的には教科書と同じ。

  1. 問題文を読んで1秒で答えられること。
  2. 問題文も素早く読めるように意識して復習すること。

Z会の一問一答なら、全ての問題を解いても1分程度で解けるようにしておきたい所です。

  1. その日で5ページ勉強するとします。
  2. まずは見開き1ページを3〜5回程度繰り返して即答できるようにします。問題文もなるべく速く読めるように。
  3. 2〜5ページも同様に繰り返します。
  4. 各ページ1分〜2分で解けるようにしておきます。

その日のうちに、スラスラと即答・速読できるようにしておけば、復習するときも5ページなら5分で済むわけです。単純に話しましたが、とにかく意識して欲しいのがスピード。聞いてみると1ページに5分とか10分かけてしまう人が多い。これでは一問一答を完璧にするのに1年以上かかります。

最初問題を解く時は時間かかってもいいです。でも、即答・速読を意識してガンガン繰り返すようにしましょう。

センター過去問・志望大の過去問を解いてみる

教科書・一問一答を繰り返し反復して、7割〜8割程度覚えましょう。その次は過去問を解いてみます。

過去問を解けば、今の自分の弱点が分かります。例えば戦後が弱いとしたら、教科書と一問一答で戦後を復習します。その次にまた過去問を解きます。今度は鎌倉時代が弱いことが分かりました。そしたら教科書一問一答で鎌倉時代を復習。

このように、日本史はただの塗り絵なんだというイメージで勉強しましょう。過去問を解いて復習、過去問を解いて復習を繰り返します。

文化史や資料問題対策をしてみる

志望大学の過去問を解いてみると、文化史問題が多かったり、史料問題が出されたりすることが多いなーと分かることがあります。文化史が多く出されるな、文化史で失点してるなという人は『文化史一問一答』を覚えましょう。

史料問題が出題されるなら『史料問題一問一答』を覚えましょう。

とはいえ、文化史も史料対策も、教科書暗記が9割以上終わってから取り組むようにしたほうがいいです。教科書がメイン!の原則を忘れずに取り組みましょう。

センターで9割以上得点するための勉強

センター試験で高得点を狙う人は『センター試験への道』を勉強したり、センター過去問を解きまくるのがいいでしょう。

けっこうボリュームがあるので、教科書暗記をきちんと済ませてから取り組んだほうがスムーズに進むでしょう。

早慶上智レベルの日本史対策

まず、早慶上智と言っても、教科書レベルの勉強で十分戦える学部もあります。一般的なイメージに惑わされずに、実際に過去問を解いて手応えを体感して下さい。教科書を完璧に覚えれば7割取れるのに、これから紹介する参考書や問題集をやる必要があるのか?と自問してほしいです。

ハイレベルな用語を覚えるためには、基本的には東進の一問一答がいいでしょう。

Z会の一問一答を使った人でも、東進の一問一答にシフトしてもOK。半分以上は覚えているはずなので、最初で仕分けして覚えてない用語だけ集中して勉強すればいいです。

難しい正誤問題が出題される大学学部を受けるなら、『日本史B正誤問題集』を勉強してもいいかもしれません。ただ、ここまで学習する必要があるかは他科目との時間配分バランスも考慮に入れて決めて下さい。

その他の問題集としては『実力をつける 日本史 100題 [改訂第3版]』も人気がありますが、ここまでやる必要のある人はほとんどいないはずです。余裕がある人はやってもいいかもしれませんが、本書に取り組む前に、英語や国語は十分に勉強が出来ているかを見なおしたほうがいいでしょう。

論述対策

ここでは参考書の紹介と簡単な勉強法の解説にとどめておきます。

論述問題は基本的には「理解」→「暗記」→「再構築」の3ステップ。最終的には自分でスラスラと論述できるようにします。とはいえ、解答を全て覚えるのは現実的ではありません。

だから、まずは「キーワードとなる用語」を覚えて、間の文章を埋めていくという風に「大→小」の流れで暗記します。

『超速!』『日本史入門』も厳しい人はマンガを読もう!でも…

日本史のイメージが全くない人は、まずマンガを読むのがいいでしょう。

ただ、日本史選択なのに日本史のイメージが無いのは、かなり厳しい戦いになると言わざるをえません。世界史選択も検討したほうがいいかもしれません。

 

最速参考書独学カリキュラム【2017年版】

日本史のモデルプランを解説。日本史の勉強方針は世界史と同じで「教科書を覚える事」である。しかし基礎力がない場合、教科書を読みこなすことが難しいことも多い。 「教科書以前の参考書」を含む日本史の参考書を紹介する。

【基礎レベル】

まずはとにかく流れをつかむために漫画や薄い流れ把握本を読みましょう。

↓【センター突破レベル】センター9割突破を目指して・・・

流れを理解したらさっさとセンター過去問で演習をするとよいでしょう。早慶など難関私大志望の人もまずはセンター過去問で高得点を取ることを目指すと良いです。

センター試験は無駄な問題が無いので、下手に難しい問題集をやって不要な用語を覚えるよりもセンター過去問を中心に勉強したほうが無駄なく勉強することが出来ますよ。

センターのみの人はここまで勉強しておけばOKです。ただしセンター過去問は本試験・追試合わせて全部解いて完璧にしましょう(そうすれば8割〜9割は堅い)

 【最難関レベル】

これはホント暇な人だけやってって感じです。普通は過去問を解きまくるほうが早く得点がアップします。

日本史のアウトラインは世界史と似ています。教科書を覚えることが一つの基準ですが教科書は難しいので基礎的な参考書から順序良く勉強するのが吉。 他にも文化史・史料対策などがありますので適宜一問一答などで覚えていきます。

日本史が得意で授業もついていける人教科書から入れると思うので書き込み教科書を中心に学習していきましょう。 一問一答は使わなくても構いません。定期テストや模試をペースメーカーにしてしっかり暗記していきましょう。

書き込み教科書や一問一答ではアウトプットがしづらいので模試やセンター試験などの入試問題を定期的に解くようにしましょう。 教科書を8割近く覚えればほとんどのマーク式試験で戦えるようになると思うので過去問を解いて弱点を補強する勉強をしていきます。センターのみ・中堅大学志望者は『実況中継』までやる必要はないと思います。

中堅大学ならセンター過去問で十分に戦えるようになると思います。

早慶上智志望で余裕ある人は読んでおくといい本

CDがけっこう秀逸なので耳勉が好きな人はどうぞ。