大学受験業界に革命を起こしている、新進気鋭の受験コーチである、池田潤の新刊『未来の自分をつくる勉強法』をご紹介します。

前著、『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』では、割と受験生にフォーカスした内容を扱っていました。

今回はより「大学入学後の人生のため」の勉強法を扱っている本です。

ハッキリ言って、これを読んだからと言って偏差値が上がるわけではありません。

しかし、「なんとなーく○○大学を目指している」「大学入学後、やりたい事はない」「将来やりたい仕事なんてない」「自分の好きなものが分からない」こういった人にとっては、非常に刺激的な内容になっていると思います。

スポンサーリンク

彼自身、「好きな事を追求して、それを自らのビジネスにしている」というクリエイティブな人間です。「自由人」を体現していると言ってもいいでしょう。

もし、あなたが将来、自らのビジネスを立ち上げ、独立したい。あるいはやりたい仕事を究めて、一流になりたいと思うなら。ぜひ本書を読んで頂きたいと思います。

今回はこの『未来の自分をつくる勉強法』の内容を、私独自の視点からご紹介していきたいと思います。

章立てとカンタンな内容

  • 第1章:一歩も前に進めない「勉強しているフリ」は終わりにする
  • 第2章:自分だけの「好き」が未来の自分をつくる
  • 第3章:未来の自分をつくる勉強法、具体的な方法とは?
  • 第4章:あらゆるものから学び、未来の自分をつくる技術
  • 第5章:心から望む自分の人生をつくる技術

内容紹介の引用です。

今何かの勉強に取り組んでいるというあなたに、聞きたいことがあります。



その勉強、本当に身についていますか?

その勉強、本当にやりたいと思ってやっていますか?

その勉強、「勉強のための勉強」には、なっていませんか?



勉強をしたその先の未来で何をしたいのか、どうなりたいのか、という本来の目的を忘れ、ただ点数を上げることだけに必死になったり、機械的にものを暗記したりするだけの勉強は、単なる「勉強のための勉強」に過ぎません。

本書では、テクニックや形だけの「勉強のための勉強法」「試験のための勉強法」から卒業し、「本当になりたい未来の自分をつくるための勉強法」にシフトする方法をお伝えしていきます。

未来の自分を今こそつくり上げるという気持ちで、ぜひ新たな勉強法を本書で学んでみてください。

Amazon『未来の自分をつくる勉強法

前著の内容を踏まえつつも、より「人生のための勉強≒学びとは何か」を追求した内容になっています。

私たちは、なぜ受験勉強をするのか?なぜ勉強をしているのか?明確に答えられる人はあまりいないと思います。

理由があったとしても、それは「他人から与えられた価値観による」ものがほとんどでしょう。

  • 難関大学に行けば就職に強いから
  • 早慶上智に行けばカッコいいから

色々あると思いますが、果たしてそれらは本当に「あなたが本当にやりたい事なのか」。

あなたは人生において「就職が目的なんですか?」「カッコ良くなる事が目的なんですか?」この様に受験生に問うと、ほとんどの人が口を噤みます。

もし、この問いに答えられないなら、本書を読んで、自分自身に「なぜ学ぶのか?」を問うて欲しいと思います。

よなたんが本音で好き勝手語る『未来の自分をつくる勉強法』

ここからは、少しトーンも変えて話します。本書を読んでのカンタンな内容紹介とか感想はおしまい。

本音で語ります。私自身のフィルターを通して「池田潤」という人間を見て、『未来の自分をつくる勉強法』を読んで、考えた事を一気に書いていきます。

【注意】これから話す内容は、ぶっちゃけ『未来の自分をつくる勉強法』とはあまり関係ありません。本を読んで、私自身が感じる関連した事などを好き勝手脱線しながら話しているので、これを読んで「こういう内容なんだ」って思うのはやめてね。

第1章:一歩も前に進めない「勉強しているフリ」は終わりにする

なぜ俺たちの勉強が上手くいかないのか?人生がうまくいかないのか?いつまで経ってもやる気が出ないのか?

それは「自分が本当にやりたい事をやっていないから」だと思う。

受験生の君に聞いてみよう。

「受験勉強って、本当に君がやりたいことなの?」

別にNOと言ってもいいんだよ、怒らないから(笑)

別に受験勉強がしたくなくたっていいよ。受験する奴が偉い、なんて思っている奴はマジでしょうもないから止めた方がいい。そういう人間は「世間の常識とかくだらない想念」に考えが支配されちゃってると思う。自覚がある人は考え直してみて欲しい。

ここで考えて欲しいのは、受験勉強って本来、俺たちが幸せに人生を生きて行く為に有るハズのものなんだ。でも、実際はそうはなっていない。苦労して一流大学に入ったのに、全然幸せじゃない人間なんてたくさんいるよ。

俺の友達も、一流の外資系企業に就職したり銀行員になったりしてるけど、毎日つまらなさそう。必死で中学、高校と勉強して、浪人までして早稲田に入って、一生懸命授業を受けて、ハゲるくらい就職活動頑張って、得た成果が「つまらない毎日」なんてひどすぎると思わない?

本来、教育って、勉強って、そんな人間を作る為にあるんじゃない。でも、現実は違う。変な話、「社会の為に都合良く働いてくれる奴隷」を育てているようなもんじゃん?

めちゃめちゃ口が悪いけど許して欲しい。でも実際、「社畜」って言葉が流行ってるし、自ら「社畜ですw」なんて自虐している人がたくさんいる。家畜とか奴隷みたいに生きている人間が、今の社会にはたくさんいるって事は間違いのない事実。なんでこんな事になるのか?

1つには、本書にも書いてるけど、俺たちは「○○しなければならない」って言葉に完全に支配されているからだと思う。

  • 宿題しなさい
  • 真面目にノート取りなさい
  • 学校はちゃんと行きなさい

10年以上、こう言われ続けたら、頭の中でそれが常識になるのは当たり前。高校生の君なら、12年はそういう言葉にどっぷり浸かっているわけ。

「勉強はやらなければダメ。宿題はやらなきゃダメ。良い大学に行かなきゃダメ。良い会社に就職しなきゃダメ」こう思って当然だよ。ある意味、洗脳されているんだから。

誤解しないで欲しいのは、俺は別に受験勉強を否定しているわけではないし、会社勤めを否定しているわけではない。否定しているわけではないけど、色んな想念に支配されている事に自覚的になろうぜ、ということを言いたいわけ。

第1章は、まさに「他人から押し付けられた『やりたい事』」に俺たちが支配されていることに気づかせてくれる章になっている。

立ち読みでもいいから、ここだけは読んでほしい。サンマーク出版のHPから1章分を無料で読むことも出来る筈。

第2章:自分だけの「好き」が未来の自分をつくる

何の考えもなしに「好きな事をしなさい」なんて無責任な事言う人がいるけど、どう思う?

親とか教師とかさ、「好きな事やればいい」なんて言う一方で、どっかで「きちんと勉強しなさい」なんて良く分からない一貫性の無い事を言うよね。別に彼らを批判する必要は無いけど、そういった所は冷静に分析する必要はあると思う。

実際、好きな事を思い切りやれている人ってほとんどいないよね。君はやれてる?寝る間も惜しんで、好きな事に時間を費やしている?たぶん9割以上の人は、好きな事を思い切り追求できてないんじゃないかな。

好きな事をしろってよく言われるし、半ば陳腐化している感がある。でもやっぱり大事な事だよね。

とはいっても、そんなに簡単に「好き」を究める事は出来ない。なぜなら、前述のように、世の中には様々な「○○しなさい」って言う常識みたいなものがあるから。口うるさいオバサンみたい。

自分が好きな事をやりたくても、やろうとしても、たいてい他人が邪魔して来る。「そんな事して意味あんの?」「そんな事している暇があったら勉強しなさい!」そんな発言が、君のやりたい事への熱を冷ましてしまうんだよね。

でも、ハッキリ言って、そんな言葉に耳を傾けなくてもいい。どんなにバカらしくて下らないと思える事でも、追求して究めれば、それが君自身の大きな武器になるはずなんだ。

例えば漫画がめちゃ好きだとする。普通、漫画って勉強の敵みたいな所あるよね。でも、ビジネスマンの中には「漫画1万冊も2万冊も読む事で、ライティングの技術が超一流になりました」という人もいる。面白い漫画には、必ず共通する「ポイント」があって、それをビジネスにも生かせれば、めちゃくちゃ稼げる様になるって話。

普通は、漫画を1万冊読むことなんて、しないし出来ないよね。でも、だからこそやる。そうすると、自分だけのオリジナルが出来る。

「オタク」「マニア」って言葉はネガティブな響きがあるけど、これからの時代はむしろマニアになれない奴は生き残れないと思う。なぜなら、情報が簡単に手に入るようになっているから。「雑学」レベルの事しか喋れない奴に価値がなくなるから。そんな奴要らなくない?ネットで調べればすぐわかるんだから(笑)

この話って、受験勉強に関係なくね?と思っている人が多いと思う。そう、受験勉強には関係無い(笑)

でも、俺たちの人生にはきっと関係ある事だと思う。色んな人が言っているけど、これからの時代は「コモディティ人間=取り換えのきく人間」に価値は無くなっていく。つまり、アルバイトみたいな人は、いつクビにされてもおかしくないし、それは専門職でさえそうなる可能性は大きい。

例えば、受験業界とか教育関係なんかその典型。「受験サプリ」みたいなものが発達して、全国の学生に幅広く教育コンテンツが広まるようになれば、教員はお役御免になるよね。今ほど人数は必要なくなる。

じゃあ、その時に、どんな人間が要らなくなるのか?それは「教科書をただなぞる事しかできない、つまらない教師」なわけ。そんなの要らないじゃん。超わかりやすい参考書があるんだし。それは学校の教師でも塾・予備校でもそう。

価値を提供できない人間は仕事が無くなっていく時代になる。まず間違いなく。

じゃあ、どうすればいいのか?人に価値を提供できる人間になるしかない。アニメとか漫画とか、アイドルとかでさえも、突き詰めて行けば人に価値を提供できる人間になれる。

例えば俺自身を見ても言える筈。俺は受験勉強とか勉強法に興味があって、人に教える事が好きで、この4年間毎日いろいろしてきた。その成果をこの独学ラボにちょこっと吐きだしてみた。そしたら、下らない勉強法ブログを押しのけて、あっという間に2万PVも取れるようになってしまった。

これって間違いなく、受験生の皆に価値を提供出来ている事になるよね。人から見たらしょうもないと思われるかもしれないけど、俺はそれが楽しいからひたすらやっているだけ。それで人に価値を提供して、仕事も依頼されるようになっている。

スポンサーリンク

これが「好き」を追い求めて、人に価値を提供するって事なんだと思う。まだまだなんだけどね。

第3章:未来の自分をつくる勉強法、具体的な方法とは?

はい、本音トークは一旦休憩(笑)この章は、私自身まだまだこれからやっていかなければならない部分で、偉そうな事は言えません(笑)

この章は特に「大学生・社会人向け」って感じですね。好きな事を追求する勉強法について解説しています。

これまでの私は、インプットもアウトプットもあまりしてきませんでした。勉強法を教える事はしていても、それをこの独学ラボのような大きなメディアで発信する事もしなかったし、ブログやメルマガで情報発信する事もしなかった。

それって今思えば、勿体無い事だったなと最近思っています。アウトプットするとインプットが強化される、と潤さんも本の中で言っていますが、本当にそう。

日頃からアウトプットを意識していたら、物の見方が変わります。例えば私はメルマガやブログで漫画を紹介しています。今までは「単に楽しむだけの漫画」だったのが、今では「成功マインドを象徴するセリフやシーン」をつい意識しながら読んでしまいます。

面白いなと思ったところは即シェア。しかもなるべく自分のフィルターを通してオリジナルの発信を心がけています。そして、それが自分のビジネス上のコンテンツになっちゃったりしています。

私はある人からビジネスを学んでいるのですが、その人は「人生全てをコンテンツにしよう」と仰っています。まさに、それが大事だと思っています。大学生や社会人の方は、ぜひインプット→即アウトプットを意識して見て欲しいと思います。

私自身もまだまだなので、これからどんどん発信量を増やしていきたいと思っています。独学ラボもまだまだ「50%」くらいの完成度だと自分では思っています。今年~来年中に、さらに大きな発展をさせていくつもりなので、楽しみにしておいてください<m(__)m>

第4章:あらゆるものから学び、未来の自分をつくる技術

ここからまた本音トーク再開。この章も、どちらかと言うと大学生向けの内容だけど、あえて「受験生向け」の内容を、俺自身のフィルターで語っていこうと思う。話す事は主に2点。

  • セミナーや自己啓発的な事を学んでも変わらないのは何故か
  • 人間関係を断ち切り、「期待された自分」をやめる。早い話、嫌われよう(笑)

俺がブログでも紹介している潤さんの本だったり、『7つの習慣』といった本を読んでも、何も人生が変わらない受験生がいる。『7つの習慣』といえば世界的な大ベストセラー。俺自身も、これを読んである意味「これまでの価値観」が良い意味でぶっ壊された。影響力の強い本だと思う。

でも、それを読んでも、このブログを読んでも、俺のメルマガや音声、動画を聴いても、何も変わらない人間がいる。何故か?

もちろん俺自身の力不足もある。もっともっとスキルを磨いていかなければならない。

でも、それ以外にも多分原因がある。それは「継続的に自分を壊して再構成できない」からだ。

例えば、本を読む。セミナーに行く。その時点では凄い人の話を聴いて「俺にも出来る!」とモチベーションが最高潮に上がる。意気揚々と家に変える。

3日もすると、何故かそのモチベーションはどこ吹く風、跡形も無い(笑)なんでこんな事になるのか。そのような自己啓発やセミナーはドーピングのようなもので、すぐに効果が切れてしまうからだと思う。じゃあどうすればいいんだろう。

1つは、「人間関係を改める」ということだ。

例えば、あなたが猛烈にやる気を出して勉強している時、1人くらいはこんなクソみたいな奴がいるだろう。

  • おいおい、そんな頑張っちゃってどうすんの?w
  • うわー、お前そんな熱い奴だっけ?しょうもないなぁ
  • なんかお前、変わっちゃったな

これを読んでいるあなたは、上の様なしょうもなくて、つまらない人間とは関わらなくてもOKだ。むしろ関わってはいけない。

こういう人間と関わるから、一瞬でも変化した自分が、また元に戻ってしまうのだ。

人は、他人から期待されたような人間像になるという話があり、それは実際に実験でも証明されていたりする。周りから「お前は真面目だな」と言われたり思われている人は、実際に真面目な行動を取る様になる。

友人をはじめとする「他人」は、「今までのあなたを期待して」あなたと接している。あなたが変化すれば、その変化に違和感や嫌悪感を感じるのは当然なんだ。

時には、変化して頑張ろうとしているあなたを妬んで、足を引っ張ろうとする。本当に下らない人種だ。こういう人が友達だったとしたら、すぐに距離を置こう。携帯アドレスとか消していいし、LINEから非表示・ブロックしてしまってもいい。

こういう人間とつながっている、というだけで、あなたはどんどんエネルギーを吸い取られているのだ。

もし、あなたが、何度も何度も変わろうとして、それでも変われなくて苦しんでいるなら、まずは人間関係を見つめなおす、というか「ぶっ壊す」ことから始めるといい。

高校生だと難しいと感じるかもしれない。でも高3生なら、人間関係をなるべく断ち切る事はオススメだ。どうせ高校卒業したら付き合いのなくなる人間がほとんど。特に、あなた自身が嫌いで下らないと思っている人間なんて、卒業したら多分一生関わらないから。安心してぶっ壊してもいい。

今までの人間関係を全て断ち切って、新しい人間関係を作ろう。そうすれば、その新しい人達と言うのは「今までのあなた」に期待なんてしない。今この瞬間のあなただけを見る事になる。そのような環境に身を置く事で、変わりやすくなるはずだ。

例えば、ツイッターやStudyplusで受験友達を作ってみても良い。友達とは一切関わらない様にして(本名隠して)、新しい人間関係だけを作る様にするのだ。そうすれば、そこではあなたは「素の自分」を出せるようになる。

第5章:心から望む自分の人生をつくる技術

この章では、以下の2つを自分のフィルターを通して語っていく。

  • 受験勉強の弊害
  • やりたいことは抽象的でいい

受験勉強は「答え探し」であり、勉強法もある程度ベターな「答え」は存在する。勉強法の解の1つがこの独学ラボだし、こういったマニュアルはみっちり考えて徹底的に真似していけば、誰でも身に付くようになっている。

早い話、受験勉強はとっととプロに習って、徹底的に真似して言うとおりにすればたいてい上手く行く。失敗するのはたいてい「1年ちょっと勉強したくらいで本質を分かっているつもりの勘違い野郎」とか「守破離の『守』とか、真似する事すら満足に出来ない人」だ。

勉強法を表面的に理解して「なんで音読するのか」など分かっていない思考停止人間もたいてい落ちる。勉強は考えることなのに、考えることを放棄した人間に勝利は無い。

さて、受験勉強はある程度答えがあると言ったが、大学入学後はむしろ「答え何て無いのが当たり前」の世界になる。何を勉強するべきか、に答えはないし、どんな職業に就くのかというのも答えは無い。

答えが無いというのはとても不安なことだから、俺たちはたいてい「答えはこれなんだ」って発想になる。本心では納得していない事でも、「これが正しいから」と言う風に、ある意味、思考停止の状態になってしまうことがある。俺もよくある。

受験勉強的な勉強が全てだと思っている人は、このような状態になりやすい。受験勉強は答えがあるけど、大学に入ってからはむしろ答え何てないんだよ、と言う事を声高らかに若者に伝えて行かなければならないと思う。池田潤はその先駆者と言える。

 

もう一つ、受験生に陥りがちな罠がある。「やりたいことが無いとやる気が出ない病」だ。もちろん、やりたい事は見つかるに越したことは無い。大学卒業後、やりたい仕事が決まっているのは良い事だ。

でも、たいていの人は大学に入っても、卒業してもやりたい事が分からないことがある。それを17とか18歳の若者に見つけろ、と言っても正直、無茶振りだ。だから学生は体のよい職業にとりあえずなりたいと言う。大してなりたくもないのに。

池田潤も仰っているように、「やりたいことは抽象的」でもいい。例えば「表現する」ような仕事をしたい、でも構わない。これは全面的に同意できる。

例えば俺の場合は「教える」ことが好きだから、教えられるなら勉強じゃなくてもいい。教えられれば何でもいいとさえ思っている。じゃあ「教える」事を仕事にするためには、選択肢の1つとして高い学力と学歴は必要かもね、ということになる。

勉強じゃなくても高い技術力も必要になるから、専門的な事を学べる学校に行ってもいいわけだ。心理学も必要だし、コーチングスキル、自己啓発、社会学、いろいろ必要になってくる。これだけ考えても、じゃあ大学できっちり学びたいな、って話になる。

多くの人は、勉強する事と「仕事」を繋げる事が全然出来ていない。だから「やりたい事」と「志望大学、学部」がいまいちマッチしていないのだろう。乖離しているのだ。

例えばスティーブジョブズのスタンフォード大で行われたスピーチの「点と点をつなげる」という考えが重要だ。一見自分のしたい仕事と無関係のものでも、活かせる事ができることがある。というかむしろ、無理矢理でもいいから「活かす」という発想が重要なんだ。

潤さんが本の中でも紹介していたスピーチはこれ。ぜひ観ておこう。

you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
※この動画は15分弱のものだが、これだけで最高の自己啓発の内容になっている。スピーチ全体を暗唱する価値のあるものだ。

俺の場合、「勉強と漫画」って超相反するものを無理矢理つなげてるよね。『バクマン』『Babystep』を紹介したメルマガは超好評だ。実際、時間を使ってでもそれらの漫画を読む事は、受験生のメンタルに良い影響を及ぼすと思っている。

だから、今のあなたがやりたいことが漠然としてても良い。「人と接したい」「表現したい」「教えたい」「研究したい」なんでも良い。それを伸ばせる学部に行けばいいし、仮に第一志望の学部に落ちてしまって、他の学部に行ったとしても、それらは全て繋げる事が出来る。こう考えると、ぶっちゃけ学部なんてどこでも良いよね(笑)

偏差値の高い学部をつい選んでしまうのは、それも結局、社会の価値観に踊らされてるだけなんだよ。俺の大好きな西きょうじ先生は「自ら踊れ」って言ってるけど、まさにそう。バカに見えても良い。自分の価値観で、どこの大学でも学部でもいいから行ったらいい。

そこで楽しく踊れば、それで良いんだよね。「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿保なら踊らにゃ損々」って言うでしょ。周りから見てるだけなんてつまんないよ。

まとめ

はい。本来なら2000字くらいで終わる筈だったレビュー記事が、気づいたら1万字近くに…。今回の記事は私にとってもチャレンジブルなもので、ぶっちゃけ好き放題言いすぎました(笑) 不快に思われた方、ここでお詫び申し上げます。

てか、後半とか本の内容、全然関係ないし、本の見出しに関連して私の言いたい事を好き勝手言っているだけです。

繰り返しますが、これが本の内容と勘違いしないでくださいね。ぜひ手にとってじっくり読んで頂きたいと思います。

でもまぁ、普通の内容紹介じゃつまらないので、これで良いかな、とも思います。ぜひ、『未来の自分をつくる勉強法』を読んで、そしてまた本記事を読みなおして、「與那嶺隆之と言う人間は、この本を読んでこう感じるんだな」というフィルターを感じとって頂ければなと思います。

深夜の3時くらいに、1時間2時間くらいでバーっと書いて、しかも見直し校正一切無しなので、正直内容はひどいと思います。でも、それだけストレートに考えを表現できたと思っています。

私自身は、この本を広く世に広めて行きたいし、たくさんの受験生に読んでほしいから記事を書いたのですが、販促になってないかも(苦笑)

スポンサーリンク