みなさんこんにちは!与那嶺隆之です。

今回は、勉強する事が面倒くさくてやる気がでない・・・勉強できない・・・そんなときに今すぐやるべき、そして考えるべき方法について解説していきたいとおもいます。

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勉強っていうのは、やる気とかモチベーションが必要ですよね。やる気はあるけど、なぜか行動に移せない、つまり勉強ができない人っていると思います。

僕も受験生の時、自宅浪人生をやっていた時というのがあるので、痛いほどその気持ちがわかります。毎日こういう状況との向き合いでした。

このブログを読んでいるあなたも、もしかしたらなかなかやる気がでないな、モチベーションが上がらないな、勉強が続かないな、と思いながら現実逃避をしているところかもしれません。

大事なことは、そういったときに勉強のやる気がでないのは自分がダメだからだ、才能がないからだ、などと落ち込む必要は全くないということです。

それは僕自身も最初は偏差値が30で、そこから早稲田大学に合格するまでに、たくさん失敗してきました。

最初は勉強に対するやる気なんて皆無でしたから、勉強1時間やったら2~3時間ゲームをするという事を繰り返していました。

勉強することに対して、全く前向きではなかったし、やる気も全然でなかったのです。

しかし、そこからどうやっていったかということが今回のテーマになります。やる気やモチベーションは皆さんそれぞれそれなりにあるとは思います。

それでこのブログを読んでくださってると思います。勉強しようという気持ち、ヤル気はある。

でもその気持ちを実行に移すという事は、違う考え方やステップになるのです。そこでどうしたらいいのかという事を解説していきたいと思います。

5秒以内に動いてみよう!

考えないで即行動する!

これは心構えになりますが、勉強に限らず、習慣をつくる、行動をするという事に関するすべての事にいえる原則です。

これはどういう事かというと、脳科学に基づいた考え方です。

小難しいことは省いて簡単に言うと、人間の脳というのは、5秒以上考えたり、動かないでいると、言い訳を作り出す性質があるという事です。

基本的に僕達人間の脳の構造をよく理解することは、実は勉強を得意にしたり、仕事でもスポーツでも成功する事に繋がります。

人間の能力を引き出すうえで、脳を理解する事はすごく重要です。

脳はスーパーコンピューターでもかなわないくらい高性能なんですが、すべてにおいて万能ではありません。

脳は究極のサボりたがり?

簡単に言うと、脳っていうのはサボりたがりです。すぐにサボろうとします。言い訳と作ろうとします。

脳というのは、人間の一日の消費カロリーのうち、2割から3割ほどの膨大なエネルギーを消費する器官なのです。

たくさん考えるとたくさんエネルギーを消費するのです。

僕たちの中で、今ブームになっているのですが、「ちはやふる」という映画をご存じでしょうか。ある高校の百人一首の競技かるた部のお話です。

例えば50枚の札を10分、15分という短時間で記憶しないといけません。すごく頭を使います。

1日で3キロ体重が減ってしまうプロ棋師

実際に頭を使う人達として例を挙げると、プロの将棋師や囲碁師です。その人達は、一日の対戦で2キロ3キロ体重が減ったりするといわれています。

なぜかというと、それだけ考えれば考えるほど、脳がエネルギーを使うからなのです。そうすると疲れてしましますよね。

そこで脳がどう考えるかというと、エネルギーをあまり使いたくないという事です。

脳がサボりたがりな理由

僕達の身体というのは、ここ50年100年で飢えを克服してきましたが、長い歴史で見てみると、常に飢えとの闘いなのです。なので脳はできるだけエネルギーを使わないようにしているのです。エネルギーを使うと餓死してしまうからです。

だから脳というのは、サボろう!行動しない!新しい事をしたくない!という性質のうえで機能しているのです。

そういった理由から、勉強習慣を身に付けるという事は難しいのです。脳的にはあまりやりたくないから事だからです。

勉強に限らず、ダイエット、ジョギングなども同じことが言えます。

なので、だましだましコツコツとやっていく!という事がポイントになってきます。

いきなり大きな事をやると反作用するので続かないっという事になるのです。

5秒以上「勉強しようかな・・・どうしようかな・・・後でしようかな・・・」と考えますよね。

朝早起きするときも、「あと5分だけ寝ようかな・・・」と考えいているうちに5秒以上経ちますよね。

その間に脳がどんどん言い訳を作り出すということです。

なので長い時間考えれば考えるほど、行動に移せなくなるのです。

だから即行動!というのが一番エネルギーを使わないのです

人間の長い歴史を基にすると、5秒以上考えたら死です。即死です。5秒以内に即行動する、でなければ死だと思うくらいに即行動する習慣を皆さん作って頂いたほうがいいと思います。

例えば、横になってぐうたらしていて、「どうしようかな」と思ったら5秒以内に立って行動する。

5秒たったらとりあえず立つ。とりあえず机にむかう。とりあえずテキストを開く。

なんでもいいんですが、5秒以内に勉強をする。

例えばスマホ見ながら、5分、10分と「あ~勉強どうしようかな~・・・」と考えているくらいなら、切り替えて勉強はしない。

とことんスマホを見る時間にしてしまうなど、スパっと切り替えたほうがいいです。

考えずに行動していく人のほうが、成功しやすいという傾向はあります。

5秒以内に行動する習慣というのは、体育会系な論理に聞こえるかもしれません。

受験勉強であまりこういう考え方になじみがなかった、とにかくすぐに考えてしまいます、という人もいるかもしれません。

僕も先に頭で考えてしまうタイプです。

しかし、トレーニングである程度変えていけると思います。

そのためには常にこういう心構えを持っていることが大事とおもうので、ぜひこの心構えを持って過ごしてほしいです。

30秒だけやってみよう!

ほんの少しの時間だったらやれると思いませんか!?

言葉通り、30秒だけとりあえずやってみる!ということです。いきなり1時間、2時間勉強しようっていう心構えでやらないほうがいいということです。

いまから1時間勉強する・・・となると気が重くなりますが、5分だけだったらやれると思いませんか?

学校でも50分授業あるな、と思うとだるいですよね。だけど授業が5分しかないってなると、気持ちも楽になりますよね。

それと同じように、一回一回の勉強時間というのは、短く刻んでもいいんじゃないかな!と僕は考えています。

究極な形でいうと、5秒でも、30秒でも1分でも5分でも構いません。

自分がこの時間だったら不可なく、面倒くさくないなと思わないでやれる!その時間数だけ勉強すると決めましょう。

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単語をパッとみて、「はい!終わり!」でも全然構いません。

僕も最初は10秒だけ勉強しようという意識で受験勉強をするようにしました。単語帳をパッと見て終わり!という感じです。

やっぱり勉強したくなってくる!?

しかし実際やってみると10秒ってかなり早いんですよね。

1ページ読んだら10秒経っていて終わる。という感じなので10秒しか勉強するな!というルールを決めると逆にもっとやりたくなってくるんです。

人間不思議ですね。

僕もこういう経験あるのですが、小学生のときおしゃべりしすぎて、立たされて勉強できない状況にさせられると、みんなが勉強している事が気になって、逆に勉強したくなる。という状況です。

なので「60分だけやろう!」とするとやる気が出ないと思うのですが、10秒や30秒だけやろうとすると、そして実際やってみると、もうちょっとやらないと気が済まなくなるんです。

僕達人間というのは、面倒くさがりなところと、でもやり進めていくとはまっていく、という両方の性質を持ち合わせているのです。

だからやってみてうまく熱中していくという性質を呼び起こせるような勉強方法うまく自分をコントロールして気持ちをのせていくという術を是非みなさん覚えてください。

時間を短く刻んで勉強する。

30秒だけとりあえず勉強してみる。

そしてもう少しやってみようと思ったら、そのまま続ける事です。

やっぱり面倒くさいなと思ったら、1回テキストを置いてトイレに行って気分を切り替えて、はい!またやってみよう!というふうに何回も何回もやってみてください。

30秒勉強してみる事を、1日のうちに10回20回50回100回とやったみたらいいと思います

時間を細かく刻んで勉強していく、という勉強時間の単位ですね。気が付いたらまずは勉強してみる。

このように勉強を進めてみると、面倒くさいと感じることなく勉強ができるようになっていくと思います。

簡単にいうと、ハードルを下げる!ということです。では、どういうふうにしたらいいの?という話になりますね。

すぐに勉強できる仕組みをつくる。

具体的に工夫した例をあげてみます。

  •   単語カードをポケットにいれておく
  •   ルーズリーフに単語をいくつか書いて、ポケットにいれておく。
  •   常に教材を持ち運べるようにしている。

このようにしておくと、勉強しよう!と思った瞬間にできますよね。

鞄から参考書を出して、何ページだったかな?という行動をしているうちに、5秒が経過して面倒くさくなってきてしまいます。

高校生だったら通学中にもできます。

僕のところに通っている塾生や通信生だと、常に教材をポケットに入れたり、手に持ったりして、持ち運べるようにしています。

このようにして、1秒2秒で勉強できるように、体制を普段から作っておくことが大事です。

机に座らず勉強してみよう!

机に座って勉強する事が安心ではない

みなさん小学校1年生から高校3年生まで12年間机に座って勉強していますよね。

勉強好きな人ならいいのですが、勉強嫌いだなとか、僕みたいに勉強が面倒くさいな、と思っている人は机に座るのがストレスだと思います。僕はストレスでした。

幻想は捨てたほうがいい

僕がよくやっていたのは、机には座らず勉強するという事です。真面目に机に座って勉強することがいい!というような幻想や思い込みは捨てたほうがいいです。

保護者の方にもそのように思ったほうがいいんだと是非伝えてください。

机に座ったら安心というのは意味がありません。幻想です。机に座って勉強して授業を聞いて成績が上がる、という事はありません。

もしそれで成績が上がるなら、12年間みなさん机に座って真面目に先生の話を聞いて授業を受けて、成績がすごく上がっているはずですよね?

現実そうなっていますか?

勉強っていうのは真面目に机に座って聞いているふりしても、意味がない。それで真面目な人は勉強に前向きに取り組んでいて、成績も上がっていますよ。

でもはっきりいって8割程度の人達はそうじゃないと思います。

なので、勉強とはこうやるべき、というような古典的な考え方やイメージは今すぐ捨て去ったほうがいいです。

むしろ机に座らないほうが効率も良い事もあります。

音読も立ってやったほうが絶対に効果があります。

暗記に関しても机の前にじっと座ってやるよりも歩きながら暗記した方が暗記効率が高まるデータもあるくらいです。

なので机に座っている事が効率いいという事ではないんです。

堅苦しく感じない勉強体制

心理的な観点からいうと、机に座ることすら面倒くさいと思うなら、ただソファにゴロゴロしながら勉強したらいいと思います。

僕も最初はリビングのソファで横になりながら単語帳めくったりしていました。

場所もコロコロ変えていました。散歩しながら勉強したり、道端を歩きながら速単を音読していたり。

僕の場合は10時間勉強したとして、机に座って勉強していたのは、3~4時間だったと思います。

それくらいよく動き回ったり、その辺に座ったりしながら勉強していました。

そうすると、勉強が堅苦しく感じなくなると思うし、いつでもどこでも勉強できる体制を作れる受験生のほうが絶対に強いはずです。

このように机に座らず勉強するという事も取り入れてもらえたらと思います。

という事で今回は他にもたくさんありますが、特に誰でも今すぐ簡単にできる方法としてこの3つの心構えと考え方を紹介させて頂きました。

面倒くさがりやさんはポジティブに

勉強が面倒くさいというのがあるのは全然構いません。

人っていうのは面倒くさいと考えるから、じゃあ楽に効率よくやるにはどうしたらいいかという事を考えることができるのです。

成績がいい人や、東大生で、結構面倒くさがりの人が多いです。

だから効率よく、要領よく短い時間に凝縮して集中してやろうという風に考えるようにするのです。

それがクリエイティビティにつながるのです。人類の発展もそうです。歩くのが面倒くさいって思うから自転車や自動車を開発するわけです。

ですから面倒くさいと思うことはなにも悪いことではなくむしろ創造性とかクリエイティビティと作りだす原動力になると考えればいいと思います。

それをうまく使っていく事です。そういう面倒くさがりやの人が真面目にやりすぎると全然うまくいきません。

面倒くさがりの人は面倒くさがりなりに戦い方を見つけましょう。そんな人でも勉強が楽に続けられるようなコツという事で、そのヒントが紹介したこの3つになるので、ぜひ実践していただければと思います。

実践してみての感想などを頂けると嬉しく思います。
それではありがとうございました。

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