速読力を上げたい。『速読英単語 必修編』で英単語を覚えたから、次は英熟語を覚えていきたい。共通テスト9割を目指している。そんな人におすすめなのが『速読英熟語』です。
本書は速単の熟語バージョン。855語の英熟語(見出し語)と224の構文を、長文の中で覚えていくコンセプトの参考書。英熟語帳というよりは長文集ですね。ぜひ速単必修編とセットで使ってほしい速読英熟語の使い方を解説します。
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基本スペック
- [ジャンル]英熟語帳+長文読み込み教材
- [問題数]50長文+10の例文集
- [難易度]共通テストくらい
- [必要学力]『技術70』レベルの解釈力
- [到達レベル]速単必修とセットで共通テスト8割~9割
- [勉強期間]1か月~1.5か月
- [使用目的]英熟語・構文を覚えるため、読解力を高めるため
- [勉強目標]各長文をスラスラ読める
- [対象者]誰でも:共通テスト9割目指す人
50の長文を読むことで、語彙力・読解力・速読力を同時に高めることが出来ます。
別売りのCDを必ず買って、シャドウイングやサイトトランスレーションを行って長文を読み込んでいきます。
他の速単シリーズの参考書については「速読英単語シリーズの使い方|単熟語と読解力を同時に高める!」をチェックしておこう。
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使い方
- 別売りの「速読英熟語CD」を使って音読をしていく。
- 音読については「音読の方法」を必ずチェックしておく。
- 熟語と構文を完全に暗記していく
- 50の長文を読んだ後は10単元分の熟語・構文を詰め込んだ例文集も暗記してしまう
速熟は使うべきか?
速読英単語必修はやるけど、速読英熟語は勉強しない人は多いようです。
個人的には、速熟も積極的に使ってほしいと思います。
- 単語だけじゃなくて熟語もきちんと覚えてほしい
- 200以上の構文を覚えられる・長文中で慣れることで読解力を伸ばせる
速単シリーズの接続例
非進学校で読み込み量が少ない人が早慶上智東大などに合格するためには200本、300本と長文を読み込む必要があります。
※進学校で採用される『New Tresure』などの英語テキストは1冊あたり速単と同レベルかそれ以上の分量です。それを中高で5冊勉強します。
灘高の高3はキムタツ先生曰く1年で500本長文を読むそうです。
彼らの読解量に対抗するには速単タイプのテキストを3冊4冊と読んでいく必要があります。
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