教科書だけでは流れがわからない。細かい用語の説明が不十分だ。
早慶上智・東大レベルの日本史を攻略するために詳しく流れを読み解いていきたい。
そんな人におすすめなのが『石川の日本史B講義の実況中継』シリーズです。
この本は教科書よりも砕けた「語り口調」で日本史の流れを解説した本です。
難関大学を目指す人が使うには普通「教科書はひと通り勉強してから実況中継を読む」が最近のセオリー。
でも、付属CDを上手く使うことで、スキマ時間を使いながらラクラクと通史をマスターすることも可能です。
独学ラボ限定「2段構え」の実況中継の使い方を解説します。
スポンサーリンク
基本スペック
スポンサーリンク
- [ジャンル]日本史講義本
- [問題数]57講(①〜④まで)
- [難易度]共通テスト〜難関
- [必要学力]基本用語の暗記
- [到達レベル]細かい流れがわかる
- [勉強期間]1ヶ月(CD聞き込み)→2ヶ月(本冊読み込み)
- [使用目的]詳しい流れを理解するため
- [勉強目標]教科書や難関向け問題集が上手く使える
- [対象者]最難関大学で日本史を使う人
日本史実況中継は難関大学受験性に人気の参考書です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
付属CDは基礎的な流れを解説してくれる
実況中継にはCDが付属していて、このCDでは石川先生が日本史の流れを大雑把に解説しています。1巻あたり約1時間。
通学時間に聞けば1日で1周することも可能。4巻までが通史なので一週間に2周近く回す事もできます。
使い方
しかし、その人気とは裏腹に実況中継の使い方を分かっていない人が多い。
例えば本当に知識ゼロの人が実況中継をいきなり読んでも流れを理解できなかったりします(地頭が良い人、国語力がある人、浪人など時間がある人は上手く使える場合もある)。
基本的な用語も知らないままに実況中継を読んでも、知らないことが多すぎて流れを理解できないという落とし穴があります。
したがって僕が提案する使い方は以下の2パターン。
- 教科書レベルのテキストと並行orひと通り勉強した後に読み込む。
- 付属CDを繰り返し聴いて大雑把な流れを把握+教科書を覚える→その後に実況中継をじっくり読み込む
本冊はけっこう細かいですが、付属CDは基本的な流れに絞っているので、CDを聴きながら教科書を読み込んだり授業を聴いたりするといいでしょう。
基礎〜教科書レベルの流れ+用語を覚えてきたら本冊をじっくり読み込み、『実力をつける日本史100題』など最難関向けの問題集に入っていけばいいと思います。
スポンサーリンク