こんにちは。今回は第一志望に合格するために必要なこと、どれくらい勉強したらいいのかという感覚や基準を上げてもらうために、3つの勉強手帳を紹介しながら難関大学に合格した人がどれくらい勉強しているかというのを、詳細を見せることはできませんが雰囲気だけでもお伝えしたいと思っています。

今回は私立医学部に合格した人と、京大の理学部に合格した人、防衛医科学校に合格した人の手帳を見ていきたいと思います。

※いずれも『ゴールから発想する合格手帳』を使用しています。

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動画で解説!

私立医学部合格者の合格手帳

1冊目の医学部に合格した人の手帳は中身を見ると3月2日から手帳が始まっていて、実際画像を載せようと思っているんですけど今年の3月14日まで手帳に毎日びっしり書いてあります。

休んでいる日がほとんどなくて、最初は体調がちょっと悪かった方ですが、3月22日の週は9時間9.5時間8時間8時間9時間…。今ブログを書いている4月5日の週を見ると9時間9時間10時間6時間10時間…。5月も11時間17時間9時間9時間10時間…というようにびっしり書いてあります。

だいたい毎日10時間くらい勉強していますね。7月はほぼコンスタントに10時間勉強しています。8月は12時間勉強している日もあって、だいたい10時間11時間くらいです。見ていただけるとわかるのですが、空白のある時間や日がありません。

9月はアベレージが12時間13時間です。10月は模試を受けている日もあります。11月もほとんど10時間12時間、13時間くらいで少しペースが上がってきています。この時期は12時間13時間の日が多いです。

12月も毎日10時間以上勉強しています。1月の共通テスト前も、共通テストを受けて医学部の試験が多くなってくる2月になってもびっしり勉強しています。

この子は前期の私立医学部も受かっていますが、3月の14日の最後の最後の後期までの全ての試験を受け終わるまで、勉強をやめている日が1日もありません。というような手帳を見せてもらう機会があって、僕的には衝撃を受けたので、紹介したいなと思いました。

防衛医科大学校医学部の合格手帳

2冊目は防衛医科大学校に受かった子です。この子は手帳をシンプルめに書いている感じで鉛筆でぱぱっと書いていますが、だいたい8時から23時くらいまでびっしり勉強しているということがわかります。

手帳をあまり書くタイプの子ではないので、たまに書いてない日もありますが、見る限り1週間ずっとボケっとしてたとか、元気とかやる気がなくて勉強してなかったという日はありません。

京大理学部合格者の合格手帳

3冊目は京大理学部に受かった男の子の手帳ですが、これも鉛筆で簡単に書いてあるタイプです。

毎日5時6時に起きて、22時23時までびっしり勉強しています。4月の週だと13時間13時間12時間13時間…ちなみに一浪で京大に合格した子です。相当フルスロットルでしてますよね。

5月もペース落ちずに15時間くらい勉強してます。6月まで13~16時間くらいのペースがずっと続いています。

7月も12時間とか14時間とかのペースで勉強しています。8月もペースが落ちず毎日勉強しています。10月もペース落ちずにびっしりと書いてあります。1月の共通テスト前は14時間9時間10時間という感じです。この子は実際これで京大の理学部に受かっているわけです。

結局、猛勉強できない人が難関大学に合格はできない

3冊の手帳を簡単に見てもらいましたが結局何が言いたいかというと、僕は受験生からどの塾や予備校が良いか、どういう方法でやったらいいかというような色々な相談を受けます。

僕から言える結論は一つで、これくらいの勉強ができる方法でやってほしい、できる主導スタイルでやってほしい、できる環境で勉強して欲しいということだけです。

勉強は時間ではないのでそれが絶対というわけではありませんし、長時間ただやっても受からない人もいくらでもいます。一方で難関大学に合格したいなら10時間くらいやって当たり前ではないか?ということも言っていきたいわけです。

1日の半分の時間も勉強できない人が受かるのか?

もちろん必要な勉強量というのはあるので、例えば暗記とかも含めて必要な勉強量やるのに1日2~3時間やればいいのとか、6時間で足りるのか、8時間で足りるのかは人によって違うので何時間やったらいいかというのはわかりません。

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でも1日起きている時間というのは18時間くらいあるんです。睡眠時間6時間、長くて8時間でも16時間あります。

16時間の半分も使えない人が難関大学に合格できるか?という話なんです。難関大学に合格できる人は小学生から塾通っています、中学生からずっと勉強しています、進学校に通っていますという、毎日膨大な勉強をこなして来ている人たちです。高校に入ってもずっと勉強してきている人たちが普通は難関大学に行くんですよ。

そうやって勉強してきた人たちの勉強量を考えれば、もしあなたが1年間で偏差値40とか50から60や70にしたいなら、並大抵の勉強でできるはずないです。そんな都合の良い話があるわけがありません

3000時間「も」ある?「しか」ない?

今4月なので共通テストまで300日ないです。そうすると1日10時間勉強してもせいぜい3000時間くらいです。どんなに頑張っても3500時間くらいしかできないと思います。

今までコツコツ毎日勉強してきた人たちの努力を上回るには、まずその3000時間くらいの毎日使える時間を全て使って、起きている時間、寝ている時間さえも全部受験勉強に捧げてなんぼですよね。

その上でさらに質をどれだけ高められるかです。そこまで自分でできるかってことを考えて欲しいです。自分一人の力でやれるならOKです。

僕はある程度はできましたが、全部は無理でした。1年間を悔いのない後悔のないようにして欲しいので、塾や予備校に行っても家庭教師でも通信教育でも何でも良いから、自分が万全で勉強できる毎日猛勉強できる体制を作って欲しいです。

そういう環境を作るかもしれないしメンタル作りをするかもしれないし、生活習慣作りをするかもしれないですけど、とにかく自分が猛勉強できる体制を作っていく、心構えを作っていくということをやってほしいと思っています。

まずは毎日2時間でもいい、限界を突破しているか?が問題

毎日10時間勉強して当たり前というのは、人によっては誤解を受けるかもしれないし、まだ勉強し始めだったら毎日1時間とか2時間が限度というのはある程度仕方ないところもあります。

少しずつ勉強習慣を作っていけばいいので、まだ勉強習慣を作れてない人も自信を失う必要はないです。だからダメだと言いたいわけではなくて、もしこれくらいでいいかな、これくらいで満足しているという人がいたらそこをもう1回考えてみてほしいです。

僕も最初は自宅で勉強するのは毎日どんなに頑張っても6時間が限界でした。6時間やったら頭がパンクするみたいになって、どんなに頑張っても無理だった、それが僕の当時の限界だったわけです。

それは別にいいんです。毎日あなたが自分なりに精一杯勉強して3時間4時間だったら別にOKです。現役生だったら使える時間はせいぜい4時間5時間だと思うので、それをなるべくフルに使える、フルじゃなくても80%くらいやれてるならいいでしょうという話です。

受験勉強は時には自分で今思っている限界、今までやっていた常識、今までこれくらいでいいだろうと思っていたことをどんどん越えていくことは必要かもしれません。

成長するとか頭がよくなるとか成績が上がるっていうのは今までにない自分を作っていくことですから、当然そこに痛みを伴うかもしれないしストレスを伴うかもしれません。

今までやっていたことを我慢しないといけないかもしれないし、今まで遊んでいたのをやめなくてはいけないかもしれません。

今まで悪い癖が付いていたのを直すっていうのはすごくエネルギーを使うかもしれないし疲れるしパワーが必要です。でも受験勉強の合格に必要だったらそれはやらないと、合格は難しいはずです。

合格するためにやってほしいこと

何が言いたいかというと、頑張って欲しいということを言いたいんですけど、それだけではなくて、

  • 第一志望合格するために猛勉強できているか
  • できていないとしたらどういうふうにしたらできる環境になるかな
  • できる自分になるかな
  • できる習慣を作れるかな、作るためのやる気が出るかな

ということを真剣に考えて欲しいです。

友達と遊んでしまってダラダラになってしまった、まあいいかなと言っている場合ではなくて、本当に真剣に来年の合格を考えて欲しいです。

まだ時間はありますが、まだ時間があるからと余裕で呆けてたらあっという間に9月になります。8月9月10月になって共通テスト100日前になってしまいます。

自分に問うてほしいこと

ですから本当に1日1日を大事にして欲しいということが僕が今回伝えたいことなので、第一志望に合格したいあなたは

  • 1日全てを勉強に使えていますか?
  • 使えていないなら何が問題ですか?
  • どこでサボっていますか?
  • どこが無駄な時間ですか?
  • 無駄な時間をどうやったらなくせますか?
  • どういうふうに取り組めばいいですか?
  • 部屋が汚くないですか?ちゃんとキレイにしていますか?
  • 勉強に集中できる環境ですか?
  • 信頼できる主導者はいますか?
  • 塾や予備校に通っていてそれで本当に成績が上がると確信を持ってやれていますか?
  • 正しい勉強法を実践できていますか?
  • 反復できていますか?
  • 音読できていますか?
  • 問題を解説できるくらいまでセルフレクチャーなどを実践していますか?
  • 1冊を習得できるような形でやれているか?

ということです。

単語を毎日たくさん見ていますか?色々なチェック項目がありますが、全て第一志望合格のためにその第一歩を毎日踏めているかをちゃんとチェックしてください。自分でチェックができないなら人を頼ってください。

それが合格のために必要だったら何でもやるべきです。毎日10時間以上せめて8時間とか、何時間でもいいですが、あなたの今やっている勉強時間は第一志望合格のために必要な勉強時間ですか?というのは考えた方がいいです。

誰よりも勉強し、誰よりも質の高い勉強をする。当たり前のことをきっちりやってみる

10時間やれば良いとか15時間やればいいとかそういった答えはないし、意味はないです。ただそれでもなおかつ高い質で猛勉強していくっていうのは当然大事です。

できているかどうかを考えて欲しいし、できていないなら真剣に考えた方が良いです。今できてなくても問題ではないです。改善改良しようとしてますか?ということです。

現状に満足していたら良くないです。もっともっと良くしていくという意識で勉強を頑張って欲しいなと思います。

僕自身もオンラインで勉強を教えたりしていますし、僕じゃなくてもいいですけど、とにかく大切なことは自分一人で頑張れないなら僕みたいな指導者とか近くの塾や予備校とか何でもいいですが、とにかく何かに頼って最初はやってみる。

パワーをもらったり環境の力を借りたり何でもいいです。何でも良いけど、ちゃんと自分の第一志望合格のために自分が毎日猛勉強して、クオリティの高い勉強ができる勉強法、体制、環境、手段や勉強スタイルを真剣に考えて欲しいと思います。

まとめ

ということで、今回は合格した人の勉強手帳を見ながら、猛勉強している様子を感じてもらいながら、第一志望に合格できるような勉強ができているのか、そのためにどうすればいいのかを考え直して欲しいなという想いでブログを描かせて頂きました。

説教臭くて暑苦しくなってしまったかもしれませんが、このブログを見ているあなたが第一志望合格するために、来年笑って大学に行って1年頑張ってよかった、浪人しているなら浪人してよかったと言えるような1年を過ごして欲しいのです。

そのためにはスタートダッシュが大事です。4月のこの時期にどれだけ熱くやれるかが大事で、ここでグダグダしているとずっとグダグダしてあっという間に秋になります。

この時期に見てちょっと頑張ろうと思ったなら今すぐこの瞬間にやってください。今まで2月3月サボってしまったとかはどうでもいいので、今すぐこの瞬間から変わるぞと決めてやればいいです。

やる気出ないなら毎日このブログを見てもらってもいいですし、他のブログでも音声でも何でも良いので、何か見ながら刺激を外から受けながら頑張って欲しいと思います。

ということで今回のブログはこれで以上にしたいと思います。感想や質問、相談などあればコメント欄の方にしてもらえればと思います。今回少し長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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