早慶以外の私立専願者は、おおかた合否がわかってくる頃だと思う。

残念ながら第一志望に合格できず、進学するかもう1年浪人して合格を目指すか悩まれている人もおられるだろう。

今日は浪人を考えている人向けに記事を書いた。

この記事は以下に当てはまる人だけ読んでほしい。

「今年残念ながら第一志望に不合格になり、進学するか浪人するか迷っている」

「浪人したいけどいろんな障害があって出来そうにない」

こちらの記事も参考になるだろう。

進学して後悔しないか想像しよう

あなたに真っ先に言いたいことは「合格した大学に進学して後悔しないか」ということだ。非常に大きな後悔を背負ったまま大学に進学して、後悔しないかどうか想像してほしい。

自分の満足できる大学に合格できなかった人は「仮面浪人」を考えるかもしれない。しかし、基本的に仮面浪人は「受からない」ものだと思ってほしい。少なくとも、私が知っている仮面浪人成功者は「数点で大学に落ちた人」だ。

今年全然手が届かなかった人が、大学と両立して受験勉強を続け志望大学に合格できるとは思えない。

本当に数少ない例外を除いて、仮面浪人は不可能だと思った方が良い。

もちろん、第一志望に合格したとしても、100%後悔のない大学生活というのはないかもしれない

早慶や東大に合格したとしても後悔する人はいる。私もそうだ。ただ「やらなかった後悔」だけはしないように、めいいっぱい想像してみてほしい。

現実的な話をすると、大学に進学後に浪人を決意するのと、そのまま浪人するのとでは金銭的な負担がかなり違う

私立大学の場合は初年度の入学金・学費だけで相当な額になってしまう。

進学前は「本当に行きたくなったら目指せばいいや」とは思っても、実際は、経済的に裕福な家庭以外は満足に浪人することすら難しいだろう。

そのあたりのことも考えて決めてほしい。

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自分の意志で志望大学を決めよう

こないだ浪人生の受験相談に乗ったのだが、その人は自分の志望大学を自分で決められず、親が受けろと言った大学のみを受験したそうだ

この人のように「自分の受験を戦ってすらいない」人はけっこう多い。

また、こういう受験生もいる。とりあえず受けた女子大に合格して入学金を納入したが浪人を考えているという人だ(この人は今年第一志望の大学を受験すらしていない)。

これは「自分で志望大学を目指すかどうかを決めきれず流された結果」こうなっていたりする。

決断の遅さが現実的なお金の問題を生み出してしまうこともある。早く決断するのは大変なことだが、思考を途絶えさせずに必死に考えてほしい。

あなたの人生、あなたの受験なのだ。

グダグダ言って迷うくらいなら浪人するな

浪人したい、と思っても、いろんな障害をあなたは考えるだろう。

  • 親が浪人させてくれない
  • お金がない
  • 浪人しても受かるかどうかなんてわからない

あなたの状況も踏まえずに言ってしまえば、浪人したくない言い訳が一個でも浮かぶようなら浪人してはいけない。

とっとと進学して大学生活を満喫した方が良い。大学受験が別に全てではないのだ。

偏差値がどうとか、レベルの高い大学かどうかなんてこだわりはさっさと捨てた方がいい。

あなたが浪人した原因はあなた自身以外にはありえない。周りの人間や環境のせいにしてしまう人間はどちらにしても成功はありえないので、私は進学をすすめる。

合格する確信がないなら浪人するな

やりたいこともある、行きたい大学もある。でも「浪人しても合格できるのか、学力が上がるのか不安」と言う人もいるだろう。これはもっともな不安・悩みだ。

しかし、私は浪人するなら100%合格するという確信を持って勉強するべきだと考える

それが出来ないままとりあえず勉強するような人間が「伸びない人間の8割」くらいにカテゴライズされるのだ。勉強法がダメだから落ちたのに、勉強法を研究せず自己流で勉強して成績が伸びるわけがない。

もしあなたがやりたいこともあり、行きたい大学もあるなら、以下の本を全て熟読しよう。

それが出来ないようなら浪人はするべきではないと(あくまで私は)考えている。

私は浪人を始める前にこれらの3倍は読んだ。本当におすすめできるものだけピックアップしている。

例えば「親がどうせ受かりっこないというから浪人させてくれない」と言う人。

これらの本を読んで、100%合格できる浪人の勉強計画、勉強法をあなた自身がまず極めてほしい。それを両親に説明して納得してもらうのだ。

それが出来ないならさっさと諦めるか、自分で勝手に浪人するかしかない。浪人には家族の協力は必要不可欠だ。原則としては親の協力関係を結べることが浪人の条件となる。

浪人する価値があるかスポンサー(親)にプレゼンしろ?

あなたが親の立場になって考えてみてほしい。あなたから見て息子(娘)は正直できない人間だとする。浪人しても受かるか微妙。

そういう風に大して期待もできない人間に50万とか100万円とかポンと出せるだろうか? 私はケチなので多分出さないだろう。

私ならこのブログに書いてあるように、100%合格できる計画書を子供が見せてくれない限り、浪人の許可は出さない。成功の見込みのない人間に投資するのは博打でしかないからだ。

「親が浪人させてくれない」という発想ではいけない。あなた自身が「合格を予感させる」ような人間になればいいのだ

よって、浪人の許可を得るために、あなたが浪人するに値するかをプレゼンすることを提案する

たとえば早稲田に合格するには具体的に何をどれくらい覚えればいいのか。

大学受験全般の説明から入りながらプレゼンするのだ。説明できないなら、あなたは受験の事をなんにもわかっちゃいないということだ。

いついつまでにどのテキストを仕上げれば模試でこれくらいの得点が取れると想定する。そのためには1日何時間勉強することが必要なのか説明する。

どこでどのような手段で勉強を続けるかを説得力のある材料を持って説明する(その前にあなたが毎日10時間以上勉強すれば説明の必要はない)。

親はいわばあなたの株主(出資してくれる人)なのだ。あなたに投資する価値があるかを、きちんと説明しなければならないと思う。

親にボランティア、募金させるような真似をさせないようにしよう。

私の父親は基本的にケチな人間なので(私の大学の学費も基本払わない)、浪人するときはこのような勉強計画を何度も説明した。浪人を始める3月に今の自分の学力、志望大学に必要な学力(具体的な個数、記憶数)、1年計画、模試ごとの目標得点などを説明した。模試を受けるたびに目標得点とギャップはないか、計画の進捗度はどうかを報告した。

これは私が見ている受験生が、浪人するにあたってもやらせようと思っていることだ。

満足にプレゼンが出来ない人間は合格する可能性は低い。わからないことは徹底的に調査し、人が納得してもらえるような説明を考える。こういった作業は受験勉強にも非常に重要だ。

特に勉強進捗の報告は受験生の義務だ。そして模試で良い判定を取って親を安心させることもある程度必要だ。

模試は親を安心させるためにあるのであって、自分を安心させるものではない。

まとめ、応用と実践の提案

自分の意志で受験を考える。もちろん親の協力あっての受験。親の意見を尊重するべきだが、一番大事なのは自分の意志だ。あなたの人生の責任を引き受けよう。

金銭的な面など現実的な問題と向き合う。お金の話がなぁなぁになっているなら親ときちんと話す。

「私はこう思っていたんだけど」というようにお互いの間違った期待のせいで関係がこじれることがある。

完全に合格できる理論を確立するために本を読みまくる。親に自分が浪人する価値があることを証明するためにプレゼンテーションを行う。

あなたにこの程度のことしか話すことができないのは非常に心苦しい。

浪人するなら生半可な覚悟でやってはいけないと思う。ただし「自分の潜在能力がないと思い込んでいるために浪人をあきらめてしまうこと」はやめてほしいと切に願う。