こんにちは!よなたんです。今回は今年、日本女子大学に進学する、安藤彩香さんの受験ストーリーを1つご紹介します。彼女はぼくのセミナーや講習会に定期的に参加してくださり、ブログやYouTubeを参考に受験勉強を進めていました。

彼女の受験ストーリーを読むことで勇気が出る人も多いかと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

高校1年の夏…いじめ、絶望、転校、自己無価値感

私は今まで在籍していた中間一貫校の女子高を中退し、引っ越しまでして通信制高校に転校しました。理由は学校の人間関係です。

クラスの何人かから無視されたり、変な噂を流されたりすることに耐え切れず、本気で自殺を考えるほどの精神的な落ち込みを経験しました。そして、女子を嫌いになりました。

小学校の時に男子があまり好きではなかったこともあり、人間という存在に失望し、怖くなりました。それと同時に自分のことも大嫌いになりました。

その時に私に声をかけてくれる方々に思うのは

「何の価値もないし、生きていても迷惑になるだけの私なんかになんで優しくしてくれるんだろう?」

ということだけでした。何かに心を動かされることにも恐怖を感じていたので、本を読んだり映画を見ることもせず、家で約1ヶ月間ボーっとして過ごしていました。

9月の新学期、通信制高校(私は通学コースを選びました。)に少しずつ通うことができるようになりました。

それでも、その時は週3日が私が学校に行けた限度でした。それ以外の日は母とショッピングモールに行って、大好きな洋服を見たりする日々を過ごしていました。

高校一年秋…オープンキャンパス、ブログとの出会い

中学校の時から行きたいと思っていた日本女子大のオープンキャンパスに行った私は、女子だけという環境に拒否反応を起こして、吐き気とひどい頭痛に襲われました。大学は絶対に被服学科しか考えていなかったのに女子大が無理なことが分かったので「もう、大学なんて行けない」と将来にも絶望しました

ただ、どうしても私に嫌な思いをさせた人を見返したかったので、学部は何でもいいから早稲田大学を目指そうと思いました。

早稲田大学は父が行きたかったけど行けなかった大学でした。転校や引っ越しでたくさん迷惑をかけてしまったので、私が早稲田大学に行ったら少しは恩返しができるかなとも思ったからです。とは言え、人間嫌いだった私は塾に通うなんて絶対に嫌でした。

そんな時に出会ったのが与那嶺さんのブログでした。模試はその年の6月に受けたものが偏差値50程度だったので、当時は50以下だったんじゃないかなと思います。それでも、与那嶺さんの言葉を見て

「私でも頑張ったら早稲田に行けるかもしれない。人生を変えられるかもしれない。」

と思い、そこから勉強をし始めました。

学校にあまり授業がなかった私は、参考書学習以外に塾の映像授業を使っていました。とは言っても、まだメンタルも体調も状態は悪く勉強に集中できていたかどうかで言うと、微妙な期間が長く続きます。

高校1年~高校2年春…アルバイト

4か月間だけ飲食店でバイトをしました。

少しは社会経験をしたり、人とコミュニケーションをとれるようにならないとこれから先何もできないと思い、バイトをしながら勉強をしていました。

バイトをし始めてからのほうが勉強に集中できるようになったと思います。

高校2年夏~冬…芸能活動と女子嫌いの克服

私は芸能事務所にスカウトされ、芸能活動を始めました。事務所の方々がとても優しくしてくださったので人間嫌いは治りました。

ただ、同世代の女子に対する恐怖はまだ残っており、自分が女子であることも嫌だと思っていたので当時はメンズの服ばかり着ていました。

受験勉強も頑張りつつ、まだ不慣れなレッスンやオーディションに奮闘する日々が続きます。急にやることも増え、忙しい日々でしたが、逆に悩む時間は徐々に減っていったのではないかなと思います。

芸能活動を続けていく中で、女子嫌いもだんだん治っていきました。勉強も頑張っていた成果が結果に表れ、模試でも少しづつではありますが、偏差値が上がっていきました

高校3年…

毎日、10時間を目標に勉強し始めました。第一志望は早稲田大学文化構想学部です。仕事にも関わるようなメディア論が多く、人脈も広がるだろうと思い、その学部に決めました。オーディションやレッスンはもちろん一生懸命やりつつ、移動時間や待ち時間もうまく使って何とか毎日自分で設定した課題をこなしていました。

夏休みには大手予備校の夏期講習にも行ってみました。そこで新しく学んだこともありましたが、私には合っていないような気がしました。

夏からは10時間以上をマストとして、レッスンなどが何もない日は12時間以上勉強していました。ただ、勉強しても上には上がいます。秋の模試くらいから、徐々に偏差値が下がっていきました。

もちろん自分の努力不足、集中力の低下、要領の悪さが原因ですが…それに加えて、人間関係で少しトラブルも起こり、いろいろと落ち込むことも多くなりました。

そんな時に

「日本女子大も受けてみたら?」

と提案してくれた母には本当に感謝しています。被服を学びたい気持ちはずっと心に残っていたので、第二志望を日本女子大にすることに決めました。

12月の最後のセンター模試の結果はボロボロでした。今まで滑り止めでずっとA判定だった大学がC判定に急降下してしまいました。それ以外はD判定かE判定。今まで少し悪い偏差値が出たときでも、淡々と頑張ってきた私もさすがに模試の結果を破り捨てました。

ただ、早稲田の過去問では英国6.5割とれるようになりました。(できるといえる点数ではないけれど…)それだけを少しの自信にして泣きたい気持ちを抑え、センター試験まで死ぬ気で勉強しました。12月の中旬以降はレッスンもオーディションもすべてお休みをいただいて、家か近くのカフェで勉強する日々となりました。

センター試験直前には、12月に45点しか取れなかったセンター世界史をなんとか80点取れるようにし、英語、国語も8.5割取れるところまではなんとか実力を上げることができました。

センター試験後…父のLINE

センター試験本番、私は自己最低点レベルの失敗に終わりました。3教科平均68%という絶望的な数字を見た私は受験生になってから初めて家族の前で号泣しました。

どんなにつらくても自分を奮い立たせるために強がって、絶対人には涙を見せないようにしてきた私は一気に抑えていた感情が溢れてしまいました。本気でどこも合格しないのではないかと思いました。

自己採点をした夜、電話で泣きついた私に単身赴任の父がくれたLINEはこのようなものでした。

「今まであなたが経験してきた変化、出来事はすべて宿命なのです。運命と宿命は違います。私の見方ですが、運命とは特に努力をせずに得ている結果であり、宿命とは自己の努力の結果として開けたものなのです。

あなたに泣いている暇はありません。今は全力を挙げるだけなのです。どのような結果になろうと笑顔で受け入れるのです。笑顔のレベルを上げるために今を必死に努力するのです。解りましたか?おやすみなさい。」

普段、面白い父がこんな真面目な文章を私に送ってくれたことと、その言葉に込められた思いにさらに号泣してしまったのを覚えています。

そして次の日から、怒涛の勢いで勉強しました。『英作文基本300選』を2週間で丸暗記し、今までやってきた勉強の総復習を猛スピードで行いました。

しかしまたここで、ハプニングが起きます。最初の私立入試の前々日に、ひどい腱鞘炎になってしまったんです。それに加えて肩、首、腰の痛みがひどく、精神的に身体的にもボロボロでした。

そんな状態で迎えた日本女子大被服学科の入試。行くまでは高1の時の悪い印象が強かったのですが、実際に行ってみると案外自分にこの大学はあっているんじゃないかと思えました。とは言っても、ネガティブ一色だった私は「受かりたいけど受からない気しかしない…」と思いながらすべての大学入試を受けていました。

結果、早稲田に受かることはできず日本女子大に進学することが決まりました。悔しい気持ちは残りますが、最終的には自分にとって一番良い結果になったかなと思います。

合格して今思うこと、受験生の方々に伝えたいこと

私は決して自分のことを頭の良い人間だとは思いません。かなり、不器用で弱い人間です。集中力は続かないことも多いし、与那嶺さんの勉強方法でやり続けた単語暗記でもかなり覚えるスピードが遅い方だと思います。

世界史でも、使っていた教材を100回以上繰り返してもセンター試験本番では75点でした。合格した大学も逆転合格といえるほどの大学ではないかもしれません。

でも、高校1年の時の状態を考えれば、自分にとって大きな成長を遂げたと思いますし、芸能活動をやりながらも一生懸命勉強してきたことは絶対に無駄にならないと信じています。

大学受験も就職ももうできないんじゃないかと思っていた私が、勉強頑張ったら人生を変えられるのではないかと思えるようになったのは、与那嶺さんのブログに出会ったからです。感謝しかありません。そして芸能事務所に所属し、大学に合格できたのは家族や友達を含む周りの方々のおかげだと思います。

これから受験をする皆さんも、周りの人に感謝の気持ちを忘れないでほしいです。
人それぞれの環境で苦しいことや辛いことも多いと思いますが、頑張っていればその人にとって一番良い結果になると信じています。

これを読んでいる皆さんの夢が叶って幸せになれますように…❤
私は応援しています!
頑張ってください。

安藤 彩香

よなたんコメント

安藤さんは、去年のぼくのセミナーによく出てくれました。毎回熱心に話を聞いてくれて、質問もよくしてくれました。そして、ぼくのアドバイスを素直に実行していました。

芸能活動を続けながらも受験勉強をするのは相当な苦労だったと思います。実際、完全に活動を休止して受験勉強に専念できたのは、12月の下旬頃だったそうです。

ぼくが彼女の受験ストーリーを聞いて一番うれしかったのは、精神面の成長や、どん底からの逆転劇です。人間関係の問題から、一時はまともに勉強すらできないような状態から、いまはこうして笑顔で大学に行くことが出来るようになったこと。ぼくのブログがその小さな手助けになってくれたのかなと思うと、とても嬉しい。

勉強は、大学からがむしろ本番。机に座るだけの勉強ではなく、人間関係、大学、家族、仕事、あらゆる場面で学びが必要になってきます。

そのときに大切なのは、どんな状況でも諦めないこと。自分を諦めないこと。人生を諦めないこと。苦境にあっても腐らず、ねじれず、やれることをやっていくことだと思います。

安藤さんは、受験を通してそれを見せてくれたなと思います。個人的な事情だったので、本当は言いづらかったと思いますが、彼女は、このブログを読んでいる人で、自分と同じような人がいたら勇気になるだろうと思い、書いてくれました。ありがとう。

これからも、学び続けて、成長し続けられるように、応援しています^^

よなたん