リスニングが苦手だ。筆記はできるけどリスニングが足を引っ張っている。共通テストリスニングで40点以上の高得点を取りたい。
そんな人におすすめなのが『キムタツの共通テスト試験英語リスニング合格の法則 基礎編・実戦編』です。『基礎編』は共通テストリスニングの第1問〜第3問の対策本、『実戦編』は第4問の対策本になっています。
40点以下の人はたいてい第1問〜第3問で点数を落としていることが多いでしょうから、苦手な人はまず基礎編から入ること。
逆に第4問だけ点数を落とす人は実戦編に取り組むといいでしょう。
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基本スペック
- [ジャンル]リスニング問題集
- [問題数]基礎編14レッスン・実戦編10レッスン
- [難易度]共通テスト
- [必要学力]速単などの聞き込み、同時通訳を100本
- [到達レベル]共通テストリスニング40点〜50点
- [勉強期間]基礎編14日間・実戦編10日間
- [使用目的]リスニング力を上げるため
- [勉強目標]各問題を正確に答える・英文を同時通訳できる
- [対象者]リスニングが必要な人
リスニング力を上げるためには「3つのS」が必要だとキムタツ先生は解説しています。
すなわち
- Structure(構造)・・・文構造を一瞬で把握できない人が英文のリスニングを出来るわけがありません。なんとなーく単語を読みつないだだけの理解しか出来ない。英文を前から理解していける構造把握力が必要なんだ、と僕は解釈しています。
- Sense(意味)・・・単熟語構文の意味がわからなければ、当たり前ですが訳せません。語彙力が貧弱すぎてリスニング対策をする以前の問題、と言う人はたくさんいるでしょう。語彙力強化も怠ってはいけません。
- Sound(発音)・・・僕が常日頃言っているように「自分が発音出来ない音は聞き取れない」し、リエゾンや音の欠落など、英語独特の発音に慣れないと聞き取れません。
3つのSを徹底的に鍛えることでリスニング力を上げることが出来るのです。
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僕的にもう1つ追加したいのが「中学レベルの英単語の発音の徹底」です。『ユメタン0』とか『キクタンEntry2000』レベルの単語ってリスニングでもよく出てきますよね。
そういう単語の発音を完璧に覚えることがSoundの強化につながると思うのです。
意外に、中学レベルの単語をきちんと発音できていない人は多いですよ。多いし、しかもこのレベルの単語帳は皆やらないので盲点になっています。
リスニングを強化したいならまずは基礎単語の完璧な発音から!発音記号も完璧に覚えて下さい。カタカナじゃあ英語の発音は再現出来ませんから。
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40点以下なら基礎編から
共通テストリスニングで40点取れない人はたいてい第1問〜3問でポロポロ失点しているはずなので、まずは基礎編から。
もちろん、本書と並行で『アクティブリーディング』や『速読英単語必修編』などで聞き込み、同時通訳、シャドウイングの訓練はしておくべきです。
第4問で落とすなら実戦編
本書は第4問専用の対策になっていますので、最後の長い英文を聞いて解くという問題で苦戦している人はこちらをやるといいでしょう。
リスニングは対策本だけで対策せず、普段の聞き込みが重要!
リスニングって何やら問題集などで対策するもの、と考えている人が多いと思います。
しかしそれは違うと僕は考えています。
リスニングは普段の英語の勉強で、CDを聴きながら一緒に音読していく、サイトトランスレーションをする、同時通訳をする、シンクロリーディングをする、シャドウイングをするといった勉強の中で自然とついてくるものです。
だからこういった本を勉強しながらも、必ず英文の聞き込みや音読を欠かさないでほしいと思います。
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