きめる!共通テスト現代文【新旧両課程対応版】 (きめる!共通テストシリーズ)共通テスト現代文で全く点が取れない。いつも時間が足りずに、現代文の得点の波が大きい。

現代文はいつも普通に読んでいるが、どこに気を付けて読めばいいかわからない。

選択肢の切り方が全然分からない。

そんな人におすすめなのが『きめる!共通テスト現代文【新旧両課程対応版】 』です。

これは共通テスト国語対策として鉄板だった『決める!共通テスト国語 現代文』の改訂版。

新課程対応版としてリニューアルされました。本書の使い方を解説していきます。 

 

スポンサーリンク

基本スペック

  • [ジャンル]読み方・解法本
  • [問題数]評論6題、小説5題
  • [難易度]共通テスト
  • [必要学力]語彙力、背景知識、アクセス基本レベル
  • [到達レベル]過去問演習込みで8割以上
  • [勉強期間]1か月
  • [使用目的]共通テストの読解法を学ぶ為
  • [勉強目標]過去問など実戦で読解法を無意識に使える
  • [対象者]全員

『きめる!共通テスト現代文』は共通テスト現代文で高得点を取りたい人にうってつけの本です。

改訂されてかなり分厚くなり、正直持ちづらいのですが、紙が厚いだけでボリュームはそれほどあるわけではありません。

『きめる!』の優れら特徴は「傍線部分析・設問分析」の手法が詳しく解説されているところです。

ここまでしっかりと分析方法を説明している本はなかなかありません。

スポンサーリンク

共通テスト試験の現代文を解くならこれ!という内容になっていると思います。

スポンサーリンク

きめる!の前には何をやればいい?

『きめる!』は共通テスト対策として使ってほしいですが、共通テスト以前の基礎力が不足している場合、『きめる』を使いこなせなかったりします。

  1. 漢字マスターなどの語彙力
  2. 『読解を深める現代文単語』などの評論語句・背景知識・小説語句
  3. 『アクセス基本編』で基本作法を習得

以上3つはやっておいてほしいですね。ただ、

  • 現代文はそこまで苦手じゃないよ
  • 模試の文章もまぁ普通に理解できるよ

と言う人は、いきなり『きめる!』から使ってもいいと思います。実際やってみて、まだ早いなと感じたら上記のテキストを勉強してみましょう。

きめる!を終えたら過去問を解きまくれ!

もちろん、『きめる!共通テスト』だけを勉強して、共通テスト現代文で高得点が取れるのかといったら、微妙なところです。

センスの良い人なら1冊だけでもかなり得点が上がりますが、そうでない人はきちんと問題演習をした方が良いです。

赤本は解説が少ないので、ぜひ黒本を使って下さい。

過去問の本試験の問題を、10年から15年分を目安に、「新しい年」から順番に解いていきましょう。

別に直前の練習の為に残しておく必要はありません。普通に新しい年から解いていきましょう。

  1. きめる!をまずは1周する
  2. 共通テスト過去問を3年分解く
  3. きめるを復習
  4. 並行で10年分、15年分と解いていく

大切なのは、『きめる!』で扱っている、読み方、解き方を完全に使いこなし、無意識で使えるレベルにまで落とし込む事です

最初は「ここではこう読んで、ここではここに気をつけて…」と読んでいけばいいですが、そのあたりの思考回路を高速化しなければ、共通テスト現代文では時間が足りません。

読む、そして解く(傍線部や選択肢の分析)をスムーズに出来るようになるまで、本と過去問をがんがんやり込んでいきましょう。

スポンサーリンク