あなたはいま、勉強しても勉強しても成績が上がらずに悩んではいないだろうか?
大学入試に合格するためには、勉強法を学ぶ必要があると私は考えている。正しい勉強法を学ばないと成績が伸びないからだ。 実際、私は勉強法の本を数十冊読み込み実践したことで学力を伸ばすことができた。
勉強法を学ぶ意義、重要性について解説する。
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なぜ勉強法を学ぶ必要があるのか?
私は、勉強法を学ぶのは絶対に必要な物だと考えている。しかし、多くの受験生はその必要性をあまり感じていない。 これは受験技術や勉強法の重要性がまだ受験業界に浸透していないからだと思う。
勉強法を学ぶたった一つの理由
勉強法を学ぶのは学力を効率的に上げる為。
あなたの成績が上がらない理由は、一言で言うと非効率な勉強をしているか間違った勉強をしているかのどちらかしかない。
英単語を全く覚えられないとか、英語をいつまで経っても読めるようにならない。 こういう人は「勉強法の基本中の基本」から学ばねばならない。このHPの各勉強法ページを読んでほしい。
それ以外にも「模試の偏差値が下がった」「過去問で得点出来ない」こういったややハイレベルな勉強の悩みを抱える人も多いだろう。 これも勉強法を学び実践することである程度解決できる。
さて、世の中には「勉強法なんて学ぶ必要はない」と言う人もいる。なぜ正反対の言説が存在するのか? 以下で解説する。
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勉強法を学ぶ必要がない人もいる
進学校に通っている人やすでに高偏差値の人は、正しい勉強法が身に付いている可能性が高いため、勉強法を学ぶ必要はあまりない。 このような「優等生」の大学生が「勉強法なんて学ばなくてもいい」と言った場合、その言葉に対しては慎重になった方がいいだろう。
彼らにとっては「当たり前の勉強法」も、普通の人からしたら全然当たり前ではない。そういうことはよくあることなのだ。 「勉強だけやっていればいい」というアドバイスに従ってひたすら勉強しても、全く成績が伸びないという受験生を何人も見てきた。
もしあなたが偏差値60以下の高校や、今受けている模試の偏差値が55以下なら、必ず勉強法を学ばなければならない。 勉強法の必要性を感じることができたら「勉強法の本|大学受験逆転合格のためのおすすめ受験技術本」にて勉強法の本を見てみてほしい。
勉強法を身に付けるための重要ポイント
勉強法に限らず、学びの内容を身に付けられる人と全然身に付かない人がいる。私が勉強法の本をおすすめして読ませても、勉強法が改善しない人がいる。勉強法を身に付けるために必要なことを解説する。
- なるほど、と思っているようではだめ?
- 学んだ勉強法を1つずつ愚直に実践する
- 素直にアドバイスを受け止める
なるほど、と思っているようではだめ?
私のように勉強に慣れていない人が勉強法の本を読むと「なるほどー!!」と思うことが何度もある。
本を読んでなるほどと思っているようではダメなのだ。なぜなら本来はそれらの勉強法は当たり前、常識と思って勉強しなければならないからだ。
例えば『学習の作法』では進学校など優等生の中で常識の勉強の作法について解説している。 しかし非進学校の人や学力の低い人が本書を読むと、「なるほど」と思うことが何個もあるはずだ。
『学習の作法』を早稲田大学の何人かの友人に読んでもらったことがあるが、みんな口をそろえて「こんなの当たり前じゃん」「あー、おれ自然にやってたわこれ」と言っていた。読んで納得するのではなく、読んで「常識じゃん」と思えるようにならないといけない。
学習の作法のような「常識」が、あなたにとって常識でないということは大きなディスアドバンテージ(不利)なのだ。
この常識がいかに重要か、わかっていただけるだろうか。 じゃあ勉強法の本を読む意味なくね?と思われるかもしれないが、そうではない。 勉強法の本を読み込んで実践して「常識」にしなければならないのだ。
「そんなの常識でしょ」と、さも最初から知っていたような感じで(笑)誰かに勉強法を解説できるくらいでないとダメなのだ。
学んだ勉強法を1つずつ愚直に実践する
勉強法を学んだらすぐに実践してほしい。
いくら良い勉強法を学んでも実践しないなら全く意味がない。 それは一流の予備校講師の授業を受けただけで満足するのと一緒なのだ。 セミナーや講演会に参加しても、学んだ内容をきちんと修得しないならば意味がないだろう。何かを学んだら、それを自分の人生(勉強)に生かすことが大切だ。
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私は「和田式現役合格バイブル」や「和田式 高2からの受験術 改訂版」などの本を読んだあと、書かれている勉強法、習慣をすぐに実践していた。本に書かれている内容をすべて身につけようと思っていたのだ。勉強の合間に本を読み、すぐに実践していく。一通り身につけたと感じたらもう一度本を読んで、習慣化出来てないものは紙に箇条書きにして机の前に貼っていた。1冊を読み終えたら次の本を読んで実践していく。
このような「勉強法の勉強」を高3の11月頃から浪人に入るまでにずーっと続けた。合計20冊以上の受験技術本を読み込み、技術を自分のモノにしていた。勉強法マニアになるのではなく実践する。
「人に教えられるくらい」習熟していたので人よりうまく勉強をすることが出来たと考えている。 以下は私が受験技術本や専門書で学んだ内容の一部だ。
- 各科目の勉強法の全体像と詳細
- 受験戦略
- 計画の立て方
- やる気のだし方
- 逆転合格する人のメンタリティ
- 集中力の高め方
- やる気を継続する方法
- 本番で成功するイメトレ法
- 音読の作法
- 1日の過ごし方
- 熟睡する方法
勉強法だけでなく、勉強に関するすべてのことを究めてやろう!と思っていたので、知らないことは本を読んで調べていた。 勉強のやる気や睡眠などについても調べた。これくらい受験技術を学んできちんと実践してしまえば、誰でも「一流の受験生」になれるはずだ。
- 勉強法や受験技術を1個1個愚直に実践する
勉強法を習慣化する
学んだ技術は毎日実践して、「習慣」にしてしまうことが最終目標だ。勉強法だったら以下を習慣化していた。
- 音読すること
- 4、5回復習すること
- 根拠を持って解く復習をすること
- 毎日勉強の記録をつけること
- 午前午後夜の部に分けて時間割を作ること
- 暇があれば過去問分析をすること
- 月1で過去問を解いて戦略を立案・修正すること
「身体」に関する習慣ならこう。
- 昼寝をすること
- 毎日夕方頃に30分ジョギングすること
- 毎日夜22時には勉強を終えて寝ること
- 寝る前にストレッチをすること
- 寝る前にご飯を食べ過ぎないこと
- 快眠音楽を聴いて熟睡すること
- 毎朝6時~7時に起きて散歩すること
こういった習慣を身につけることで私の受験勉強は大きく変わった。
学校の定期テストの勉強すらほとんどやっていなかった私が10時間以上集中して勉強できるようになった。勉強したら勉強した分だけ、成績が上がるようになった。 自分の立ち位置を客観的に分析し、「どうすれば過去問で合格点がとれるのか」自分で戦略を立てられるようになった。
私は部活でも同じようなことをしていた経験からか、上に書いたような技術を、本を読んでわりとすぐに習慣とする事が出来た。ノウハウや戦略を知ることが好きだったのだ。 全くなじみがない人にとってはすぐに出来ないかもしれない。
しかしだからこそ、「実践して習慣化する」という意識が大切だ。 勉強の内容を覚えるのと同じように、勉強法の本の内容を身につけるようにしよう。
- 学んだ勉強技術を当たり前の習慣にしよう
素直にアドバイスを受け入れる重要性
勉強法を身につけるだけではなく、成績を上げるためにもっとも重要な要素の一つが「素直さ」だと考えている。 素直な人は伸びやすく合格しやすい。素直じゃない人は合格しにくい。
人から勉強法のアドバイスをもらったときの両者の差を書いてみよう。素直な人は
- 「なるほど!すごいぞすぐにやってみよう」
- 「やってみたら自分に合っていた。もっとあの人からアドバイスをもらおう!」
- 「やってみたけど自分には合わなかった。でも僕のやり方が悪かったかもしれないから、アドバイスについて細かく聞いてみよう」
素直な人は、スポンジが水を吸うように、アドバイスをすぐに吸収することが出来る。一方、素直じゃない人は
- 「ふーん、そんな方法があるのか。でも自分には合わなそうだし面倒だからスルーしよ」
- 「うっ、自分のことを言っているな・・・(自分のだめなところと向き合うことはイヤなので知らないふり)」
- 「自分には自分に合った勉強がある。人の勉強法なんて参考にならんぜ」
- 「おれは一流大学志望なんだから、その大学合格者のアドバイスしか聞かなくていいんだぜ」
下手にプライドが高かったり素直じゃない人は「成長の機会」が極端に少ないのだ。
成績も上がりにくいし、当然合格もしにくい。 致命的な問題を抱えていても、本人にそれを解決する気がなかったり能力がなかったりするので、試験に落ちてしまう。
模試で壊滅的な得点を取っても、なんやかんやと理由を付けて本当の問題に向き合おうとしない。 素直さはその人の素質によるものが多いので、ぶっちゃけた話をすると、素直じゃない人にアドバイスできることはほとんどない。
もしあなたが「自分は素直じゃない」と自覚できたなら大丈夫だ。自覚を強めて日々気を付ければいい。 本当に重症な人間は私の言葉も信じずに適当な理由をつけて否定するだろう。そのような人に未来はないので私のHPを見る必要はない。
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