地理を独学でゼロから始めたいけど、何から始めればいいか分からない。
そんな人にまず読んで欲しいのが『山岡の地理B教室PART1』『同PART2』です。
この参考書は地理Bの入門編。本当にゼロからわからない人用に解説している本です。
学校で授業をひと通り受けた人には少し物足りない部分があるかもしれませんが、独学で勉強する人にとってはとても使いやすいものになっているでしょう。
今回は地理B教室のレベルや使い方を解説します。
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基本スペック
- [ジャンル]地理講義本
- [問題数]2冊で14講
- [難易度]入門(ゼロから)
- [必要学力]なし
- [到達レベル]0→共通テスト5割
- [勉強期間]2週間程度
- [使用目的]地理の基礎の基礎を身に付けるため
- [勉強目標]ノートを覚える、各講義の重要部分を解説できる
- [対象者]地理未修者
地理B教室は本当に地理を勉強したことがない人がやるべき本。授業を受けていた、予備校で授業をとっていてある程度はわかるけど基礎からやりたい、と言う人は同じ東進ブックスの『はじてい』がいいでしょう。
地理B教室は地誌をほとんど扱っていないものの、こちらは系統地理と地誌を地理教室よりも詳しく細かく解説しています。既習者、難関志望にはこちらがおすすめです。
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使い方
- 各講ごと丁寧に読み進める。まずはPart1と2を一気に通読してもよい
- 3回程度通読しながら、ノートを出来るだけ覚えていく。
- 地理は理解と解説が重要。暗記するだけじゃなくて「なぜそうなるのか」を自分で説明できるようにする
たとえばなぜ日本では稲作が発達するのか?なぜ梅雨があるのか?自然現象には全てメカニズムがあり、それを理解しなければいけません。
ただ暗記するのではなくて、なんでこうなるのかというものを説明できるようにしましょう。なぜこの地域では雨がふるのかとか。
あとは日本の産業も全て必然性があります。なぜここではコーヒーが特産なのか。偶然ではありません。それを理解して説明できるようにしてください。
最低限、覚えるべき部分はありますが、まずは各講義の最後のノートを覚えたり、『短期集中完成スピードチェック地理』などの薄めのノート教材で用語を覚えていくといいでしょう。
共通テスト地理のみで受験する人はこの後に『共通テスト試験のツボ地理B』や『瀬川共通テスト地理B講義の実況中継 (1)』などの共通テスト対策本を勉強するといいでしょう。
この本だけで地理は大丈夫なんてことはありませんので、共通テスト対策本や過去問にしっかり取り組むことが大切です。
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