先生におすすめの長文問題集を聞いたら『基礎英語長文問題精講』をオススメされたので使ってみたけど、難しくて全然使いこなせない。
そんな人はいませんか?よく書店で平積みされているベストセラー英語長文問題集の『基礎英語長文問題精講』は実は使いドコロが非常に難しい参考書です。
基本的には使うべきではない、くらいに私は考えています。同じように『基礎英文問題精講』もオススメしづらい参考書です。
その理由や正しい使い方などを解説いたします。
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基本スペック
- [ジャンル]英語長文問題集
- [問題数]50題
- [難易度]難関レベル
- [必要学力]共通テスト8割、マーチが読める
- [到達レベル]マーチ合格点
- [勉強期間]1ヶ月
- [使用目的]問題演習のため
- [勉強目標]各英文をスラスラ読める、根拠を持って解凍できる
- [対象者]難関大受験生
基礎英語長文問題精講は難しい
このシリーズは昔からあり有名なので、学校の先生から薦められることも多いと思いますが、使う前に注意点がひとつ。
基礎精講は「基礎」とは書いてありますがマーチレベルはあります。
共通テストレベルの語彙は超えているので、共通テストで8割も取れない人がやるとなかなか上手く使えないでしょう。
ぶっちゃけ昔からあるからといってこのテキストを薦める先生は最近の入試傾向も参考書事情も知らない人だと思うので、気にせずCD付きの問題集を使いましょう。
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使いやすく学習効率の高い問題集はたくさんあります。
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同じように、基礎英文問題精講もハイレベルな解釈書なので、使うときには注意して下さい。
無印の『英語長文問題精講 新装版』はもってのほか。今の入試レベルならまず不要の問題集です。
共通テスト8割以下の人なら『入門英語長文問題精講 改訂版 (必修問題精講)』の方がいいでしょう。
精講を使うならまずここから
語彙レベルは4000語は普通にあることが前提。システム英単語の3章、キクタン6000などを覚えてから取り組んだほうがいいでしょう。
解釈で言うと技術70、基礎解釈技術100などを終えてから取り組んだほうがスムーズにやれるでしょう。
使い方
- 問題を解く。単語は辞書で調べても良い
- 解説を読む。自分の考えた根拠が合っていたか確認する
- 本文と和訳を照らし合わせる。本文を繰り返し音読する
- もう一度問題を解く。根拠を持って答えられるか確認する
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