共通テスト試験の地理Bを攻略するためにオススメの参考書を紹介していきます。
地理Bは比較的短期間で8割取れるような科目だ、というのはよく言われます。
しかし実は、地理的感覚がない人、地図すら覚えていない人、思考力が低い人、国語力が低い人は意外に得点が伸びにくい科目です。
選択するときは注意が必要な科目でもあります。
今回は、最低限の常識がある人が独学で共通テスト地理Bで8割取れるようになるための参考書を紹介していきます。
スポンサーリンク
授業を受けていない・ゼロからの人が最初に読むべき本
地理をゼロから始める場合におすすめなのが『山岡の地理B教室―大学受験地理 (Part1)』です。
本書は系統地理を本当にゼロから易しく解説している本。細かい部分は削って、基本的な知識、地理的思考を身につけるための本です。
ハッキリ言ってこの本を読むだけですぐに地理が出来るようになるわけではなく、基礎の基礎、入門用のテキストと言っていいでしょう。まずはさっさとこの参考書を読んで欲しいですね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
授業で地理を受けている人・既習者向けの本
ある程度前提知識がある人用の参考書でおすすめなのが『村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編』です。
地理教室とは違って系統地理編と地誌編を学ぶことが出来ます。地理教室から地理はじていに繋げる必要はないと思います。
ゼロからの人は地理教室、既習者は地理はじていでいいでしょう。
共通テスト地理で必要な地理的思考を身につける本
共通テスト地理を解くためには知識以上に考え方(地理的思考力)が重要です。それを鍛えるためにおすすめの参考書を2つ紹介します。
1つ目は『共通テスト試験のツボ地理』。地理B教室と同じ著者なので、教室→ツボと接続してもいいと思います。
2つ目は『瀬川共通テスト地理B講義の実況中継 (1)』。CD付きで重要事項を暗記しやすく、また地理的思考力の解説が非常に豊富なので非常におすすめ。
基本的にはどちらか1シリーズでいいと思いますが、余裕があれば両方やるといいと思います。
実戦演習用の過去問、実戦模試問題集
共通テスト対策本を勉強したあとは実戦あるのみでしょう。過去問でもいいですが、最新の傾向に合わせている模試問題集でもいいと思います。
まずは5年分解きながら参考書の復習をしていきましょう。最終的には10年分くらいは解いて下さい。
復習するときは暗記というよりは「思考回路の復習」を意識して下さい。
スポンサーリンク