中学英文法と高校英文法の理解用の講義本、文法問題集、正誤問題集や整序問題集を紹介する。
他にも英会話問題集、英作文問題集、発音問題集、リスニング対策集なども少し紹介する。
オススメの英文法勉強法【最速で共通テスト8割】
中学英文法の参考書・問題集・ドリル
『くもんの中学英文法』は中学レベルの英文法の理解用参考書。たとえば中高一貫の中学三年生、中学英語が全く理解できていなくて困っている高校1年生がまず読んでみるといいだろう。
『別冊解説付 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ)
このテキストについては「別冊解説付Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル シリーズ解説」に詳しく解説しているので参照してほしい。
高校英語の理解系・講義本
『スーパーステップ くもんの高校英文法』は文法事項が細かく分類されていて辞書的に使える参考書。例文の音声も無料で入手することができる。『くもんの中学英文法』から復習してきた人は使ってみてもいいだろう。
『もっとつながる英文法
『一億人の英文法
高校英語の2分冊・講義本
2冊セットの講義系の本。著書ごとに網羅性や解説のテイストが違うので、好みで選んでいいだろう。
大学受験用の英文法問題集
『英文法・語法問題ベスト400: これが入試に出る!
『Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition
『大学入試 アップグレード UPGRADE英文法・語法問題 改訂版
『富田の入試英文法Ver.1 解法の基礎
『全解説頻出英文法・語法問題1000』は最難関向けの英文法・語法問題集。早慶志望者などに人気だが、覚えきれていない受験生も多い。無理に背伸びして勉強するよりはまずネクステ―ジをきちんと覚えた方が良い。
英文法・語法ランダム出題問題集
『全解説実力判定英文法ファイナル問題集 (標準編)』『全解説実力判定英文法ファイナル問題集 (難関大学編)』はランダムに問題が収録されているタイプの問題集だ。
普通の問題集だと「時制」「仮定法」など章ごとに問題が配列されているので、ランダムに出題されると解けない人がいる。それを防ぐためにランダム問題集で演習するのが有効だ。
『大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ) 最新六訂版』は伝統的に人気のある問題集。解説はほぼないに等しいので英語上級者以外が使ってはいけない。このテキストのことを全然わかっていない教師がたまに薦めることもあるが、むやみに使わないように注意してほしい。
『フラッシュ!速攻英文法1
『英文法・語法ランダム演習セレクト600
正誤問題集・整序問題集
正誤問題対策としては河合出版の『スーパー講義英文法・語法正誤問題』が鉄板だろう。正誤問題という問題自体の難易度が高く、勉強しても満点を取るのは非常に難しいため、あまり時間を突っ込まないように注意したい。
整序問題はまず熟語と構文を十分に覚えてから対策をした方が良いだろう。『英語整序問題速攻100題―1日20分5日間完成 (集中マスター)』でもいいが、難しい整序問題がでる場合は『英語整序問題200―短期で攻める』をやるといいだろう。
英会話問題集
英会話問題の対策の基本は『ネクステ―ジ』等の会話表現を覚えることだ。単純な会話問題しか出さない大学ならば、その会話表現を覚えるだけで対策が完了する。
本格的な会話問題が出題されるなら、上記のどれか1冊を勉強すると良いだろう。
英作文問題集
『英作文基本300選』で例文を覚えて『大矢英作文講義の実況中継』を学習すれば基本的な英作文の能力は付けられる。そのあとは傾向に合った対策を問題集で学習すると良いだろう。
発音・アクセント対策
一応挙げておくが、私は発音・アクセント問題は本来対策など不要のものだと考えている。
普段から発音やアクセントに注意して英語を音読していれば、共通テストの第1問などは対策などしなくても満点が取れるからだ。事実、私は第1問対策はしたことないが、一度もそこで落としたことはない。普段からの発音とアクセントをどれだけ意識しているかが重要になってくる。
あえて対策をするならどれか1冊を学習すればよい。
リスニング対策・問題集
リスニング対策も、基本的には普段の音読が重要である。普段から速単などでシャドウイングを繰り返していてれば、それだけで共通テストリスニングで35点程度は取れるようになるだろう。
そこから『灘高キムタツの共通テスト英語リスニング合格の法則 (実践編)
繰り返しになるが、リスニング対策はリスニング対策テキストでの学習以上に、普段からの聴きこみ・サイトトランスレーションやシャドウイングでの「耳慣らし」が重要になる。問題を解いて終わりでは絶対に力はつかないので注意しよう。