早慶上智や東大京大一橋大など、最難関大学の英語になると急に読めなくなる。正確に和訳が出来ない。和訳問題できちんと得点したい。

そんな人にオススメしたいのが『英文読解の透視図』です。透視図は、倒置や省略や挿入など難し目の英文を解釈するための参考書です。

『ポレポレ英文読解』『ライジング英文解釈』などに並ぶ透視図ですが、使い方を誤っている人が多いように感じます。

透視図を使うべき人、透視図をやる前にやるべき参考書、使い方などを解説します。

基本スペック

  • [ジャンル]英文解釈
  • [問題数]
  • [難易度]最難関
  • [必要学力]基礎100など
  • [到達レベル]最難関大の和訳問題で合格点
  • [勉強期間]1ヶ月
  • [使用目的]最難関レベルの解釈力を身につけるため
  • [勉強目標]各英文がスラスラ読める
  • [対象者]最難関大学・英文が難しい大学を受ける人

透視図は難しめの英文を読みこなすための知識や知識の運用を学ぶための本。

具体的には「省略・倒置・挿入・強調」「仮定法・比較」など、解釈などでも発展的なレベルのものを中心に読んでいきます。

透視図ってどんな人がやるべき?

繰り返し述べた通り、『英文読解の透視図』は最難関大学を受験する人向けの本。早慶上智などの大学の中でも、特に英文レベルが高い学部を受ける人向けです。例えば早稲田の商学部ならあまり必要ないかなという感じ。

早稲田レベルなら『ポレポレ英文読解』でだいたい対応できるので、早慶法学部や慶應の文学部などの英文が難しい学部・和訳問題が出る大学学部を受ける人にオススメかなと思います。

透視図の前にやるべき参考書は?

『基礎英文解釈の技術100』くらいは習得しておかないとキツイかなと思います。

「技術70→基礎100→透視図」という感じでしょうか。あるいは「基礎100→ポレポレ→透視図」という風に、ポレポレを挟んでもいいかなと思います。

使い方

  1. 文構造、日本語のわかりやすさを意識して和訳を書いてみる
  2. 解説を読んで、自分の訳を添削する
  3. 繰り返し復習する

英文解釈の勉強法については「英語がスラスラ読める!英文解釈の3つの手順と勉強法」も参考にしておきましょう。