早稲田や上智を志望しているが、過去問ではまだ十分に得点できない。
もう少し演習をしていきたいが、なかなか良い問題集が見つからない。
早稲田・上智・東大レベルの最難関大学の古文対策にオススメ出来るのが『古文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)』です。
河合出版らしく充実した解説、豊富な問題量。
国公立と私立の入試問題が分けて収録されています。私立志望の人は私立の問題のみ解く、といった使い方も出来ます。
基本スペック
- [ジャンル]問題集
- [問題数]22題(私立16題・国公立6題)
- [難易度]最難関
- [必要学力]共通テスト8割・マーチ
- [到達レベル]マーチ→早稲田合格点
- [勉強期間]1か月
- [使用目的]過去問前の問題演習のため
- [勉強目標]各問題を根拠を持って解ける
- [対象者]早稲田・東大など最難関大学志望者
『精選古文』は早稲田や東大志望の人が、過去問の前に演習を積んだり、地力を高めるために使用するときにオススメの本。
私立と国公立どちらも収録していますがやや私立寄り。私立志望者も、6題くらいなら記述式の問題を解いてみてもいいでしょう。
国公立志望者としては、東大など併願で早稲田を受験するような人が使うのが想定されるでしょうか。
また前書きの部分の「設問攻略の視点」が地味に役に立ちます。立ち読みでもいいので見ておくといいでしょう。
使い方
- 時間をきちんと測って問題を解き答え合わせをして解説を熟読する
- もう一度問題を解く。この際、解説のように解けることをゴールとする
このレベルになると重要なのは実戦的な演習。
時期的に秋~冬になることが多いでしょうから、入試本番を想定して問題を解くことが重要です。
失点したらその失点原因を徹底的に分析すること。