共通テスト試験をはじめとして、難関大学の世界史で高得点を取るためには、ある程度の年代暗記は必要不可欠です。年代暗記本はただゴロを羅列してるだけとか、語呂が年代からになってて使いづらいなどといった問題があります。
そんな中、新しく出た年代暗記本でなかなか使いやすいものが出ました。それが『高校100%丸暗記 世界史年代: マンガとゴロで』です。共通テストで必要な300の年代語呂を覚えることが出来ます。
基本スペック
- [ジャンル]年代暗記本
- [問題数]300個
- [難易度]共通テスト
- [必要学力]特になし
- [到達レベル]単独で伸びるわけではない
- [勉強期間]受験まで
- [使用目的]年代を覚えるため
- [勉強目標]出来ごとから年代を言える
- [対象者]世界史受験者
ただの年代ゴロの羅列ではなく、ワンポイント解説が付いているのが嬉しい。
一通り世界史を勉強した人が、重要語句の復習をしながら年代ゴロを覚えるという使い方も出来ます。
基本的には、教科書や問題集を勉強しているときに出てきた年代を本書で確認して覚えていく方法がいいでしょう。
特徴
年代暗記本は他にもありますが、
- 多すぎず少なすぎずの300個
- 事件名→出来ごとの順のゴロだから実戦的
- ワンポイント解説があるので丸暗記にならない
「年代→出来ごと」の順のゴロだと、実際の試験で使いづらいことがあります。
試験で年代を問われる時、「事件名がわかっているけど年代がわからない」ことがほとんどだからです(共通テストなど)。
そういう問題を解くとき「年代→事件名」の順のゴロだと思いだしにくい。この点、ワンフレーズなどを参考にしているのかもしれませんが、地味に良い点ですね。
300という個数も多すぎず、難関大受験に際しても少なくは無いちょうどよい数。
まずはこの1冊をしっかり覚えてみることで世界史の流れを覚えたり得点がアップしたりするでしょう。