勉強する意味ってなんだろう?大学には行きたいけれど、なぜか勉強のやる気が出ない…
そんなお悩みを持つ人にぜひ読んで欲しい本が「手紙屋 蛍雪編〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜」です。
この本は受験勉強をやらなければいけない年になった高校二年生の「和花」が、手紙屋という人物と十通の手紙のやり取りを通して、勉強をする意味や大学受験をする理由を発見していくというお話です。
なぜ勉強するのか?自分の将来のため?勉強して一流大学に行っても将来が保証されるわけではないのに?幸せになれるわけではないのに?
そんな疑問を持つ人はこの本を読みましょう。
手紙屋 蛍雪編のあらすじ
内田和花は17歳の高校2年生。部活はバンド活動を楽しんでいますが、進路の事を考える時期になり思い悩むようになります。
そんなある時、兄の喜多郎から「手紙屋」という人物を紹介されます。
和花の兄の喜多郎は5年前に事故で両足が不自由になるという不幸があったのですが、この手紙屋とのやりとりの中で前向きになれたのだそう。
和花の悩みにも答えてくれるよ、そのように言われた和花は、まず兄が手紙屋からもらった十通の手紙を読むことになります。
手紙の素晴らしさに感動した和花は、自分も手紙屋に手紙を出すことにします。
手紙屋が伝えること
目次を書いてみます。
- 一通目の手紙『勉強も一つの道具である』
- 二通目の手紙『学校で習うことだけが勉強ではない』
- 三通目の手紙『心の成長なくして、結果を手にすることはできない』
- 四通目の手紙『自分が生きる意味は、自分でつくっていける』
- 五通目の手紙『困難を可能にするのは「意志」の力』
- 六通目の手紙『成功するために必要な物は、方法ではなく行動だ』
- 七通目の手紙『家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる』
- 八通目の手紙『「何をやるか」よりもっと大切なことがある』
- 九通目の手紙『すべての教科が、人生を豊かにするきっかけになる』
- 十通目の手紙『今日一日の勉強が、将来の世界を大きく変える』
それぞれの手紙で、和花含む読者の方がたくさんの学びを得られると思います。
なぜ勉強しなければいけないのか?なぜやる気は長続きせしないのか?なぜやる気はあるのについダラダラしてしまうのか?
いままであなたが持っていた、たくさんの「常識という勘違い」を手紙屋が気づかせてくれます。
勉強に疲れてしまった人、モチベーションがどうしても湧かない人は勉強するのをストップして、ぜひこの本をゆっくり読んでみてほしいと思います。