共通テスト形式の演習をしたい。あまり難しくないレベルの問題で演習をしたい。
そんな人におすすめなのが『マーク式基礎問題集19古文』です。
15題の共通テスト型の問題ですが出典は有名作品なので私大・国公立志望者どちらでも使えます。
『マーク式古文』の使い方と取り組む前にやっておくべき参考書を解説します。
基本スペック
- [ジャンル]共通テスト型問題集
- [問題数]15題
- [難易度]共通テスト
- [必要学力]語彙・解釈・50本程度の読み込み
- [到達レベル]共通テスト7割〜8割
- [勉強期間]3週間
- [使用目的]共通テスト型に慣れるため
- [勉強目標]各問題を根拠を持って答えられる
- [対象者]誰でも
マーク式は出典が『土佐日記』『伊勢物語』『枕草子』『宇治拾遺物語』など有名作品ばかりなので、私大受験者も問題演習用・読み込み用教材として使うことが出来ます。
本文レベルは共通テスト古文よりもやや易しいですが、教科書レベルの古文を普通に読めるくらいの読解力は必要。
単語は400語以上は普通に覚えて、『古文読解ゴロゴ』『古文上達基礎編 読解と演習45』などで読み込みを終えてから取り組むといいでしょう。
使い方と手順
- 30分程度を目安に問題を解く
- 根拠をノートにメモしながら解く。選択肢の分析をしっかり行う
- 答え合わせと解説を熟読する
- 間違えた問題・根拠を挙げられなかった問題をもう一度解く。
本番では25分以内で解いて欲しいですが、このレベルだとまだそこまで気にしなくてもいいと個人的に思います(共通テスト直前の演習用に使うなら20分〜25分で設定しましょう)。
それよりもやってほしいのがきちんと自分なりの根拠をメモすること。間違えた場合はそれをしっかりと修正すること。この作業が解答力を大きく引き上げます。