受かる受験生と落ちる受験生にはそれぞれ特徴があります。落ちる受験生はいつだって「被害者意識」が強く、エネルギーが低い。
- 親のせいでやる気が出ないよ
- なんか集中できない
- 勉強って意味あんの?
こういう風な事を言っている人はたいてい落ちます。なぜでしょうか。
自分が発する言葉によって、実は自分のやる気が失われていたり、素直さがなくなってしまったり、エネルギーが低くなったりしてしまうのです。
「集中できない」と言ってしまうと、本当に集中することができません。「親や教師のせいだ」と言うのは楽ですが、いつまでたっても問題は解決しません。
被害者ではなく主体的な人間になるために、口癖を変えることは非常に有効な方法です。
意識するだけでなく、具体的な行動として変えられるので、自身の成長を測りやすいからです。
今日は合格する受験生のメンタリティを作るために有益な『受験生が絶対使ってはいけない100の言葉』を動画を交えてご紹介します。
内容
本書は受験生が使ってしまうと落ちやすくなるNGワードを100個ご紹介しています。たとえば「言い訳の章」には以下の10個の言葉が取り上げられています。
- 「集中できない」
- 「受験で勉強したことなんて、どうせ将来、使わないでしょ」
- 「時間がない」
- 「頭が悪いから…」
- 「ボーッとしちゃう」
- 「あぁ、ねむいな~」
- 「ミスが多くって…」
- 「面白くないなぁ」
- 「理系(文系)に向いてないし」
- 「東大・京大に合格するヤツって特別でしょ」
うーん、実に絶妙です。受かるタイプと落ちるタイプを良く分かっていると思います。こういうことを言う人は本当によく落ちる。というかまず受からない。
上に引用した言葉を普段から使っている人は、自分で自分の合格率を下げています。頭が悪いから落ちるとかではなく、考え方が悪いから、口癖が悪いから落ちるのです。
逆に、受かる奴はまず言い訳しません。
この辺り、けっこう面白いのですが「勝者の言い訳」と呼ばれるものはします。『ドラゴン桜』で挙げられていますが、たとえば模試の結果に対してはガンガン良い意味で言い訳するのです。
ケアレスミスをなんでしたのか徹底的に考える。自分の心理状況や学力まで踏み込んで言い訳する。こういう人は受かりやすいですね。
本書に挙げられているように、しょうもないことで言い訳するような人は受からないし、人生において成功することはまずないでしょう。
一緒に見ておくべきサイト、動画
また、本書の内容や良いところを解説した動画を撮影してみました。
ぜひ一読ください。