マーチ、早稲田や上智の古文を集中的に演習したい。そんな人におすすめするのが『首都圏「難関」私大古文演習 (河合塾シリーズ)』です。
これはその名の通り首都圏にある難関私大の古文の入試問題を中心に収録した問題集。過去問をやる前の演習用に使うことが出来ます。
私大だけの問題集はあるようでなかったですが、本書はまさに早稲田や上智志望生にピッタリの問題集でしょう。
基本スペック
- [ジャンル]古文問題集
- [問題数]20題
- [難易度]難関〜最難関:マーチ〜早稲田上智
- [必要学力]センタ−8割、マーチ以上の古文力
- [到達レベル]マーチ→早稲田
- [勉強期間]1ヶ月
- [使用目的]最難関私大レベルの演習をするため
- [勉強目標]各問題をシャドウティーチングできる
- [対象者]早稲田や上智志望者、マーチ国語重視学部を受ける人
『首都圏古文』は河合出版から出た新しい問題集です。その名の通り、早稲田や上智、マーチなどの首都圏私立大学の演習をするための問題集。
過去問の前の問題演習として最適です。今までは『精選問題集』がこのポジションだったのですが、私大専願の人はこちらの方がより使いやすいでしょう。
解答時間が設定されていること、得点ごとに「合格確実」「圏内」「がんばろう」というような実力が分かることも魅力です。
解説は河合らしく詳しいので、少し背伸びした使い方もできるでしょう。
使い方
- 制限時間を測って問題を解く。
- 解答の根拠をノートにメモしておく。(ここは時間外にやってもOK)
- 答え合わせと解説を熟読する。
- もう一度問題を解く。解説のように説明しながら解けるようになるまで反復する。
このレベルの勉強で大切なのは「テキトーに解くのではなく、自分の思考回路の根拠を明示する。間違ったらそれを修正する」ということです。それをしっかり行うために2をやりましょう。リーズニングといいます。
そして、解説を読んだあと、自分で説明していくというシャドウティーチングも重要です。この2つをしっかり行い、終わったら本文をしっかり音読して身につけていきましょう。
想定される参考書ルート
例えば以下の様なものが考えられます。
古文上達基礎編→土屋古文100→二刀流634→首都圏
若干レベル差があるかもしれませんが、解説が詳しいので十分やれるでしょう。