英作文の対策は何をすればいいんだろう?そう悩んでいる人にまずやってほしいのが『英作文基本300選』です。
これは英作文でよく使う頻出の表現の例文集を集めたもの。300本の例文を覚えることで、様々な英文を書けるようになるというものです。
「英作文は英借文」というように、英作文はどれだけ使える構文・表現をストックできているかが重要になります。英作文基本300選は英作文対策の鉄板本となっていますが、いまいち使い方がわからない人も多いようです。
ここでは300選の使い方を解説します。
基本スペック
- [ジャンル]例文暗記集
- [問題数]300本
- [難易度]基礎〜難関
- [必要学力]最低限の英文法知識は必須
- [到達レベル]たいていの和文英訳で合格点
- [勉強期間]1ヶ月〜2ヶ月
- [使用目的]和文英訳・自由英作の土台を固めるため
- [勉強目標]各日本文→英文を瞬間的に英訳できる
- [対象者]英作文対策をする人全て
英作文対策は例文暗記から。英作文が出る人は『英作文基本300選』をまず覚えろ!
といってもいいくらい、この300選は全ての土台となります。これを覚えなければ話にならないといっても言い過ぎではありません。
使い方
- 英文の構造把握をする。左ページの日本文と英文下の英語的和訳本をチェック。
- 左ページの日本文と右ページの英語的和訳文を対照。
- 日本文を見て英語的和訳を言う→英文を言う練習をする。
- 3を頭のなかで行いながら和訳を書く。
英作文の難しさとは「日本語の直訳調の英語を書くだけではだめ」ということです。
例えば「100歳まで生きる人は少ない」という日本語は英語では「Few people live to be a hundred years old.」となります。
日本語では「少ない」が述語なのに、英語では「Few」と形容詞になっています。
こういった違いを理解して変換できる力が必要なのです。
002番の例文を引用します。
このパソコンは、どこか故障しているみたいだ。
→このパソコンに関して何か不具合なところがあるようである(英語的和訳文)
→There seems to be something wrong with this computer.
まずは日本語を見て、英語的和訳文を言えるようにしなければなりません。
英語的和訳文を頭のなかで作ったあとで英訳する。
この作業を何度も何度も繰り返して自然に出来るようにしましょう。
そうすることで英作文ができるようになります。