多くの受験生から「やりたいことが見つからない」という質問を受ける。これは受験生だけではなく大学生や社会人でもあるだろう。
 
では、世の中の多くの大人たちはやりたいことをやっているのだろうか?僕にはそうは思えないが。
 
とは言え、今の世の中は「好きなことで生きていく」とか「やりたいことをやろう」という価値観が蔓延しすぎだと思う。
 

確かにやりたいことがあるのはいいかもしれないが、では、やりたいことがない人は悪いことなのか?自分の意思を持つことが素晴らしいことで、自分の意思を持っていないのは悪いことなのか?僕はそうは思わない。
 
欧米的な自己実現と、日本の自己実現はそもそも根本的に意味が違う。欧米の自己実現と言うのは、自己中心的な願望実現の事だろう。お金持ちになりたいとか、きれいになりたいとか、海外旅行したいとか、資格を取りたいとか、有名になりたいとか、地位を得たいとか、異性にモテたいとか。
 
日本的な自己実現は、もっと全体性をはらんでいる。自分だけが幸せではなくてみんなが幸せである。その中に多少、自分の幸福があってもいいけど、自分だけが幸せ、でも他人は知らない、そんな考え方は本来はないはずだ。
 
だから今、やりたいことがなくても良い。それは今後5年10年で見つけて行けば良いからだ。もしかしたらあなたのお父さんやお母さん、学校の先生はそれでは納得してくれないかもしれない。その時は、まぁ相手が納得してくれそうな答えを適当に用意しておけば良い(笑)

もっと大事な事は、何をするかよりもどんな自分になりたいか、である。やりたいことが明確じゃないならば、なりたい自分を描いてみよう。イメージしにくいなら、自分の好きな人を1人、2人、3人と複数人イメージしてみる。それらの合体したものがあなたの理想像である。

せっかくなら、大学受験を通して、己を磨き、カッコイイ男になろうではないか。かっこいい女になろうではないか。本当に良い男、良い女になろうではないか。良い男、良い女と言うものは、見た目の問題ではない。その人がどれだけ己と向き合い、問題に立ち向かってきたかで決まるのだ。

自分の人生を生きている人は、もれなくかっこいいものだ。

 
世間や他人の目を気にして生きるか、本当に自分が生き生きと輝く人生を生きるか。

選ぶのは自由だ。

 
あなたはどっち?