大学受験生と向き合う上で、指導者が最も大事にすべき事はなにか。そして僕が最も大事にしたい事は。それは、目の前の受験生と本気で向き合うこと。

向き合うとは何か?目の前の人をありのままに真実の目で見ること。そして相手が本当に喜び幸せになる言葉をかけること。

相手の頭や、心を幸せにするのではない。ただおべっかを使ったり、程度の低い「褒め言葉」を使って愛相手を喜ばせることでは無い。

相手の心の最も深い部分、「魂」と呼ぶにふさわしいかはわからないが、相手の全存在が喜ぶくらいの言葉をかけることができたら。きっと相手の人生は変わる。

答えはいつだって目の前にある。受験生なら、答えは半年後の入試本番にあるのではない。今目の前のやるべき勉強だ。そこから逃げていては何も進まない。どんなに理由をつけたり言い訳を考えても、あなたの人生が動く事は無い。

いつも、自分が発するメッセージが、誰かの救いとなるように考えている。自分の存在や言葉や行動で、誰かが救われるようになったらとても素敵だったと思う。

そのために今日も勉強する。チャレンジする。失敗する。そしてまた這い上がっていく。

人生は結果じゃない。何度も何度も立ち上がっていく様を見せることだ。物語の主人公のように、映画の主人公のように、人生山あり谷ありあっても、どんなに悲劇があっても、最後にはハッピーエンドで終わらせる。

僕たちは物語の主人公でもあり、また同時に物語の脚本家でもある。この物語をいかに面白くするかが僕たちの使命である。しょうもないストーリーで終わらせるか、いいところまで行ったけど1つの失敗で全てが台無しになり、主人公がそのまま落ちていくストーリーにするのか。

どん底から立ち上がって逆転していくのか。どんなストーリーを作っていくかは全て自分次第である。

人生を変えたいならば、今、この瞬間、只今に生きるべきだ。ゴチャゴチャ言ってないで目の前にあるものを全力で取り組む。意味がわからなくてもやる。メリットがあるかわからなくてもやる。

文句が出そうになるところを抑えてエネルギーに変えてやる。人生を変える人はそんな人だ。

マイペースで、自分の好きなことばかりやっている人が、どうして人のために貢献して、人のために命をかけて、人に愛されるような人間なのだろうか?

目の前に困っている人がいて、自分に助けを求めている時。自分の言葉が遺言になって、その言葉が、相手にとって一生の宝物になるようなものにしたい。

もし、今、この瞬間に、大地震が起きて、建物すべて倒壊して、自分も相手も全て生き埋めになって死んだとしても(絶対に起こらないともはや言えない)

全く後悔のない、相手のために自分の人生を、まさに自分の命を惜しみなく使えるかどうか?自分にその覚悟があるのかどうか?毎日向き合わされる。

自分の場合は、人生の師匠が(南極老人が)まさにそのような人との向き合い方をしているから、自分は迷わずそんな生き方をしようと努力することができる。それは何よりの幸福だと思うし、そんなかっこいい生き方を多くの人ができるんだって言ったら、絶対世の中良くなると思っている。

そのためにはまず自分自身が体験しなければならない。口だけではなくて行動で示す。そしてそれを短期間だけではなく、ずっとやり続ける。やり続けることが信頼になる。

今日も、人生を変えたいと強く願う若者達と熱く語るだろう。その熱さに負けない位自分も熱く生きていきたい。